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「スラムダンク」にAV女優…台湾監督が語る!メガヒット青春映画は日本カルチャーの影響たっぷり!

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ジャパンカルチャーの影響大! 本作で長編デビューを飾ったギデンズ・コー監督
ジャパンカルチャーの影響大! 本作で長編デビューを飾ったギデンズ・コー監督

 香港映画界における興行収入記録を塗り替えるメガヒットを記録した、映画『あの頃、君を追いかけた』で初監督を務めた台湾出身の人気作家ギデンズ・コーが、マンガやAV女優など、劇中に登場するジャパニーズ・カルチャーの影響を語った。

映画『 あの頃、君を追いかけた』場面写真

 1994年から2005年の台湾中西部を舞台に、少年たちの青春を描いた自伝的小説を、コー監督が自ら映画化した本作。悪友とつるむ日々を送る「SLAM DUNK」などのマンガ好きな主人公コートンは、若き日の監督の姿だ。「僕は物心ついたときから『ドラえもん』を読み、『ドラゴンボール』と出会い人生が変わりました。劇中、大学生になったコートンが自主的に格闘大会を開きますが、これは僕にとっての“天下一武道会”なんです」と語る監督。

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 また劇中、飯島愛のほか、小沢まどか大浦あんなといった、往年のAV女優の名が登場することについて、「この3人は特にお世話になった右手の恋人です。仲間内でビデオを回し見したのは……映画と一緒」と照れ笑いをしながら“性春”の思い出も披露した。

 台湾に続いて公開された香港では、『カンフー・ハッスル』が持つ興収記録を抜き、中国語映画史上ナンバーワンメガヒットを樹立。この結果について「まったくの予想外」と語る監督だが、「先のAVを見るシーンや、授業中に妄想するシーンなどのHでおバカな展開と、胸がキュンとするほどピュアな初恋ラブストーリー。そんな両極端な要素が含まれていることが大きい」とヒット要因を分析する。

 そんな作品の緩急のバランスを、韓国映画『猟奇的な彼女』に例えたところ、一瞬にして監督の顔つきが変わった。「あの作品は、何年たっても、全てのシーンが僕の頭から消えることがないほど好きなんだ。『あの頃、君を追いかけた』のラストシーンが『猟奇的な彼女』のように、多くの人々の心に残ってくれたら、どれだけ光栄なことでしょう!」そう監督が語る、笑いと涙が混在するラストをぜひ、その目で確認してほしい。(取材・文:くれい響)

映画『あの頃、君を追いかけた』は9月14日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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