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「牙狼」シリーズ卒業の小西遼生、雨宮監督の熱い言葉に涙!

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今作で「牙狼<GARO>」シリーズを卒業する小西遼生
今作で「牙狼<GARO>」シリーズを卒業する小西遼生

 24日、映画『牙狼<GARO> ~蒼哭ノ魔竜~』公開記念舞台あいさつが、新宿バルト9にて行われ、主人公・冴島鋼牙を演じた小西遼生が出席した。小西は本作で「牙狼」シリーズから卒業することになっており、登壇時から目にいっぱい涙をため、感慨深い表情で作品に対する思いを語った。この日は小西をはじめ共演者の松坂慶子久保田悠来蒼あんな藤田玲、そして雨宮慶太監督も登壇した。

「牙狼」シリーズ卒業の小西遼生 画像ギャラリー

 2005年、深夜ドラマからスタートした「牙狼<GARO>」シリーズ。長きに渡り、魔戒騎士としてホラーと戦う青年・冴島鋼牙を演じてきた小西は、登場するなり「こんなにたくさんの人が観に来てくれるなんて……」と、すでに目から涙が溢れる。そんな主役の姿に「泣くなよ」と優しく励ます雨宮監督だったが「皆さんの顔を見たらやっぱり泣いてしまいました」と小西は心境を吐露した。

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 すると雨宮監督は「鋼牙の博愛心を軸に、優しい眼差しの強い男を表現させてもらいました。この姿を見られるのも、あと少しだと思うと感慨深いですが、これからも監督と役者としていい付き合いをしていきたい。あなたはわたしの宝物です」と熱いエール。それを聞いた小西は、たまらず大粒の涙を流し「いま監督にいただいた言葉、そして鋼牙という役柄が僕にとっては宝物です」と語ると、雨宮監督と抱擁を交わした。

 本作で鋼牙と対峙する女王・ジュダムを演じた松坂は、はじめてワイヤーアクションに挑戦したという。「ずっと(アクションには)憧れていたので、演じられて嬉しかったです。小西さんと戦う場面では(小西が)大きく受けてくださったので、まわし蹴りとか楽しく出来ました」と14歳から女優をはじめた松坂にとっても、この作品の現場は刺激的だったようだ。

 また、今月20日に、31歳の誕生日を迎えた小西に、サプライズでバースデーケーキが送られるという演出も。会場が一体となっての温かい舞台あいさつに、終始、涙の小西だったが、最後には満面の笑顔を見せた。

 本作は、特撮テレビシリーズ「牙狼」の劇場公開版第2弾。「ヒト」を守るために「約束の地」に降り立った冴島鋼牙(小西遼生)が、女王ジュダム(松坂慶子)らと壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いたファンタジーアクション。(磯部正和)

映画『牙狼<GARO> ~蒼哭ノ魔竜~』は新宿バルト9ほかにて全国公開中

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