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来日中のデンゼル・ワシントンが行きたい場所は銀座「すきやばし次郎」!

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オスカーを受賞したら日本語でスピーチ!? ロバート・ゼメキス監督とデンゼル・ワシントン
オスカーを受賞したら日本語でスピーチ!? ロバート・ゼメキス監督とデンゼル・ワシントン

 第85回アカデミー賞で主演男優賞、脚本賞にノミネートされている映画『フライト』の来日記者会見が20日に都内で行われ、主演のデンゼル・ワシントンロバート・ゼメキス監督が出席した。デンゼルは日本時間25日に授賞式が行われる第85回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされているが、「もし賞を取ったら、日本語で『アリガトウゴザイマス』と言うよ」と話すなど、終始ご機嫌だった。

デンゼル・ワシントン、4年ぶり5度目の来日!会見フォトギャラリー

 映画『グローリー』(1989年)でアカデミー賞助演男優賞、『トレーニング デイ』(2001年)で主演男優賞と、これまで2度のオスカーに輝いているデンゼル。今月25日(日本時間)に発表される第85回アカデミー賞で主演男優賞を受賞すれば3度目の受賞となるが、今の気持を聞かれると「もし賞を取ったら、日本語で『アリガトウゴザイマス』と言うよ」と笑顔でジョーク。

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 また、今回の来日で訪ねてみたい場所として、現在公開中のドキュメンタリー映画『二郎は鮨の夢を見る』で話題を集めている銀座のすし店「すきやばし次郎」を挙げて「誰か店に連れて行ってくれないか?」とちゃめっ気たっぷりに会場に呼び掛けていた。

 本作は、『フォレスト・ガンプ/一期一会』のゼメキス監督とデンゼルがタッグを組んだヒューマン・ドラマ。凄腕のベテラン機長ウィトカー(デンゼル)が突然急降下した旅客機の緊急着陸を成し遂げたものの、血液中から検出されたアルコールにより英雄から一転、周囲から糾弾されてしまう。追い詰められたウィトカーが葛藤する姿を通して、善悪では割り切れない人間の業の深さをえぐり出す意欲作だ。

 2009年の映画『サブウェイ123 激突』のプロモーション以来4年ぶり5度目の来日となるデンゼルは「非常に誇りに思っている作品を携えて来日できてうれしい。『フライト』はとにかく脚本が素晴らしかった。脚本に忠実に、起伏の激しい主人公を演じたよ。(パイロット役なので)フライトシュミレーターの訓練は楽しかったね」と役づくりを振り返った。

 一方、ゼメキス監督はデンゼルについて「一緒に仕事をして楽しんだ。最も驚かされたのは、わたしが極力演出しなくても、彼の(演技の)選択がすべて正しかったということだね」と絶賛していた。なお、この日はそのほかプロデューサーのウォルター・F・パークスローリー・マクドナルドも出席した。(古河優)

映画『フライト』は3月1日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開

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