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高良健吾、監督との相思相愛ぶりをアピール! 念願かなっての主演!

第25回東京国際映画祭

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4度目のタッグを組む高良健吾と沖田修一監督
4度目のタッグを組む高良健吾と沖田修一監督

 27日、現在開催中の第25回東京国際映画祭で、映画『横道世之介』が特別招待作品として上映され、主演の高良健吾沖田修一監督が舞台あいさつを行った。

映画『横道世之介』舞台あいさつフォトギャラリー

 本作で4度目の沖田監督作品出演となる高良は「映画の現場はつらいイメージがあるのですが、沖田組はいきいきと(演技が)できる場所。すてきな原作、そして今までやったことがないような役を、沖田監督の下、主演としてやらせてもらえたことはデカかった」と興奮気味に語った。

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 一方の沖田監督も「今回の世之介という役は、普段の健吾君に近いと思いました。元々いつか(高良を)主演でと思っていたので、今回、思う存分やらせてもらいました」と相思相愛ぶりをアピールした。

 また、高良は映画『蛇にピアス』以来、5年ぶりに共演を果たした吉高由里子について「『蛇にピアス』のときは二人ともあまりしゃべらずに暗かったのですが、この作品では明るくやれました。(吉高との芝居は)予期せぬことが起こる。吉高さんじゃないとできない間やテンションがあるんです」と評価すると、沖田監督も「爆発力がある女優さんです。こちらが準備して臨むと、ちゃんとそれに応えてくれる。撮影中『スゲー』ってつぶやいていました」と絶賛した。

 沖田監督は、昨年の東京国際映画祭で『キツツキと雨』がコンペティション部門で審査員特別賞を受賞するなど、本映画祭には縁が深い。今回は「初めてお客さんに観ていただける場なので……」と1年ぶりの登壇に緊張しつつも「高良君を含め、映画に出てくるキャラクターが皆いきいきとスクリーンで動いているところを観てください」と作品について語っていた。

 本作は、吉田修一の原作を、映画『南極料理人』の沖田修一監督が、『蛇にピアス』で共演した高良健吾、吉高由里子で映画化。1980年代を舞台に、上京してきた大学生・横道世之介(高良健吾)とそれを取り巻く仲間たちの青春模様を描いたハートフルストーリー。(磯部正和)

映画『横道世之介』は2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国公開

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