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最新映画予告を64本イッキ上映!大槻ケンヂのオススメはこれ!

第25回東京国際映画祭

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ナイスな突っ込みや思い出エピソードで会場の笑いを誘った大槻ケンヂ
ナイスな突っ込みや思い出エピソードで会場の笑いを誘った大槻ケンヂ

 25日、現在開催中の第25回東京国際映画祭で、最新映画の予告編64本を一挙上映するイベント「新作映画 イッキに見せます!in 東京国際映画祭」が行われた。会場のTOHOシネマズ六本木ヒルズには、ロック歌手の大槻ケンヂがゲスト登壇。作品ごとにユーモアの効いたコメントや思い出話を披露し会場を盛り上げた。

「新作映画 イッキに見せます!in 東京国際映画祭」写真ギャラリー

 サブカル寄りの作品が好みという大槻。この日はメジャー作品の予告編のコメントに少し困る場面があったものの、感動作をにおわせるものには「本編より泣ける予告編もあるんですよ」と突っ込み、出来の良い予告には「予告編で納得させられると、観た気になって映画館に行かなくなることがありますよね」と語るなど、軽快なコメントを連発した。

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 大槻のトークは続き、上映時間の長さを連想させるものには「予告編で、劇場で観ると寝るだろうなっていう映画とかわかりますよね。眠くなるから悪い映画ってわけじゃないですけど。そういえば昔観た『ミツバチのささやき』とかずっと寝ていたけど、良い映画だったと思ったものね」と会場の笑いを誘う。

 また恋愛映画など、優雅なイメージの予告が立て続けに流れると「このあたりの映画を観るカップルはちょうどいいあんばいなんだろうな」と発言。「いい感じの映画をデートでセレクションしたくなる時期って俺にもあった。今でいう『アベンジャーズ』みたいな映画は、デートじゃなくて一人で観に行くものなんだよね」とコメントしていた。

 この日上映された予告編の中で大槻は、タイトルが気に入ったという『人生、ブラボー!』や、監督の熱さにひかれるというオリヴァー・ストーン監督最新作『サベイジズ(原題) / Savages』、当り外れが多いと指摘するブラッド・ピット主演の『キリング・ゼム・ソフトリー(原題) / Killing Them Softly』などがお気に入りだった様子。64本の予告編を見終えた後には、「最近の予告編は変わりましたね。昔のように煽りとか少なくなりました。予告編の歴史を感じさせるイベントでした」と昔を懐かしみながら、しみじみと語っていた。(取材・文 名鹿祥史)

第25回東京国際映画祭は10月28日まで六本木ヒルズほかにて開催

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