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ロンドン映画祭はバートン監督カップルが活躍!『ヘルタースケルター』『鍵泥棒のメソッド』など日本映画も多数選出!

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ヘレナ・ボナム=カーターとティム・バートン監督カップル
ヘレナ・ボナム=カーターとティム・バートン監督カップル - Jon Furniss / WireImage / Getty Images

 第56回ロンドン映画祭の全プログラムが発表され、オープニングにはティム・バートン監督作、クロージングにはバートン監督の私生活でのパートナーであるヘレナ・ボナム=カーター出演作が選ばれ、カップルで映画祭の開閉幕を飾ることになった。そのほか話題の日本映画も多数選出されるなど、見どころが満載のプログラムとなっている。

ティム・バートン監督作品『フランケンウィニー』場面写真

 オープニングはバートン監督の映画『フランケンウィニー』。バートン・ワールドが、かわいらしくも不気味な白黒3Dアニメーションで繰り広げられる。対するクロージング作品は、マイク・ニューウェル監督映画『グレート・エクスペクテーションズ(原題) / Great Expectations』。イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの同名小説(邦題:大いなる遺産)の数度目の映画化となる。ヘレナが演じるのは、広大な荒れた屋敷に住むミス・ハヴィシャム。ヘレナが得意とする魔女的なキャラクターだ。

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 今回のロンドン映画祭には、新映画祭ディレクター、クレア・スチュワートにより、様々な新趣向がお目見え。3Dで開幕ということもあり、オープニング会場がIMAXシアターとなるほか、映画祭期間中には『フランケンウィニー』展も開催される。部門も、これまでは制作地域別だったのが、内容別となり、各部門に日本映画がちりばめられた。笑える映画を集めたラフ部門には内田けんじ監督映画『鍵泥棒のメソッド』、強烈な映画のデア部門には蜷川実花監督映画『ヘルタースケルター』、家族向けのファミリー部門には細田守監督映画『おおかみこどもの雨と雪』という具合だ。

 海外にもファンが多く、ロンドン映画祭でもおなじみの三池崇史監督がメガホンを取った『愛と誠』はカルト部門、ラブ部門には日仏合作となるアッバス・キアロスタミ監督映画『ライク・サムワン・イン・ラブ』、ジャーニー部門には西川美和監督映画『夢売るふたり』、短編には中田彩郁/サキタニ・ユウキ共同監督の『ヨナルレ Moment to Moment』。また、新人賞にあたるサザーランド賞には、赤堀雅秋監督映画『その夜の侍』がノミネートされている。

 スポンサーには、任天堂が新たに加わった。ニンテンドー・ガラとしてウェイン・ブレア監督のコメディー映画『ザ・サファイアズ(原題)/ The Sapphires』がスタッフ、出演者を招いて上映されるほか、ニンテンドー3DSを使った3D短編映画のコンペティションも行われる。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

第56回ロンドン映画祭は10月10日から21日まで開催予定

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