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「東野圭吾ミステリーズ」で中井貴一がナビゲーター初挑戦!「本編よりも視聴率を取る!」

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初挑戦のナビゲーター役に意気込む中井貴一
初挑戦のナビゲーター役に意気込む中井貴一

 31日、フジテレビ系列で7月より放送されるドラマ「木曜劇場 東野圭吾ミステリーズ」で、ナビゲーターに初挑戦する中井貴一が、収録中のスタジオで囲み取材に応じた。ナビゲートパートの目標は「打倒本編」だという。 

 中井は同番組に、とあるミステリー雑誌の編集長として登場。視聴者を東野圭吾ミステリーの世界へ誘う案内人を務める。しかしそれだけでなく、この編集長はある事件で殺された男の幽霊でその事件を追うという、本編とは異なる独立したミステリーも進行する。

 「本をいただいたときに面白くなると思いました」と本作を絶賛する中井。「殺された男は自分で自分をすごくいいやつで殺される理由などないと思っているんだけど、捜査が進むうちにどんどん(そうではなかったと)裏切られていくんです」と、真相にたどり着いたときにはあっと驚く結末が待っているのだとか。

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 さらに、放送時間も本編前に60秒、本編後に30秒という短さながら、「きちんとしたミステリーになっていて、一話ごとに捜査が進展していくんです」と期待をあおる。現場ではこのナビゲートパートを東野作品ではないミステリーにしようという野望があるといい、「本編よりもそっちの方が視聴率を取るみたいなね」と冗談めかしながらも、一致団結して撮影に取り組んでいる様子を明かした。

 また、カメラ目線で視聴者に語りかける“語り”とドラマが入り混じったナビゲーター役については、「“語り”では演劇や舞台のようにカメラをお客さんだと思って見て話すけど、それ以外では感情を込めて演じる。その切り替えを明確にしていくと思う。楽しみです」と語り、新境地に意気込んでいた。

 同作では人気作家・東野圭吾の傑作短編小説集(「犯人のいない殺人の夜」「怪しい人びと」「あの頃の誰か」)から、厳選された11作品を送る。初回の主演を唐沢寿明が務めるほか、松下奈緒観月ありさ反町隆史長澤まさみら豪華キャストが週替わりで登場する。(取材・文:中村好伸)

ドラマ「木曜劇場 野圭吾ミステリーズ」は7月より毎週木曜日午後10時よりフジテレビ系列にて放送

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