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日本のアニメーション技術とフランスの才能が融合!ヤン・クーネン監督の下人気小説をフルCG映像化

第65回カンヌ国際映画祭

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『Windwalkers: Chronicles of the 34th Horde』キービジュアル-ヤン・クーネン監督といえば『ドーベルマン』!という人も期待の作品!
『Windwalkers: Chronicles of the 34th Horde』キービジュアル-ヤン・クーネン監督といえば『ドーベルマン』!という人も期待の作品!

 日本最大規模のCGプロダクション機能を持つ映像制作会社デジタル・フロンティアとフランスの複数制作会社が、フルCG、3D映画『Windwalkers: Chronicles of the 34th Horde(原題) / ウィンドウォーカーズ:クロニクル・オブ・ザ・34th・ホード』(直訳題:風を歩く人達:第34師団)を共同製作することが発表された。

 フランスですでに話題になっていたファンタジー小説が日本のテクノロジーと融合するということで、カンヌに集まった世界各国の映画バイヤーの間で関心が高まっている。

 今回製作を手掛けるデジタル・フロンティアは、国内の実写、アニメ映画のCGパート、コマーシャル、ゲームなど、さまざまな映像シーンで活躍する日本最大規模の映像製作会社。映画では『サマーウォーズ』や『GANTZ』、ゲームでは「龍が如く」シリーズ、「METAL GEAR SOLID」シリーズなど名だたる作品を手掛けている。

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 フランスに熱狂的なファンが多い、アラン・ダマジオ氏による原作SF小説「La Horde du Contreven」は、2004年のフランスでの発売後、高い批評を受け、数々の書籍関連の受賞歴を持つ。風が支配する世界を舞台に、風下の村で特殊訓練を受けた戦士たちの中から選抜された「第34師団」の物語となり、彼らは世界を狂わせる風を止めることができる場所“究極の風上”を目指す。

 メガホンを取るヤン・クーネン監督は、第62回カンヌ国際映画祭クロージング作品となった『シャネル&ストラヴィンスキー』などを手掛ける。アニメーションなどにも造詣が深く、日本アニメの大ファンであることを公言しているクーネン監督。彼の作品の魅力が、日本のCGアニメーションの最新技術によって、大きく花開くことは間違いない。(記者:高松美由紀)

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