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片岡孝太郎が昭和天皇役!ハリウッド映画『エンペラー』に西田敏行・桃井かおりら出演!

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昭和天皇役に抜てきされた片岡孝太郎
昭和天皇役に抜てきされた片岡孝太郎

 歌舞伎界で女形として活躍している片岡孝太郎が、太平洋戦争終結後の日本を舞台にしたハリウッド映画『エンペラー(原題) / Emperor』に昭和天皇役で出演していることが明らかになった。『真珠の耳飾りの少女』のピーター・ウェーバー監督がメガホンを取り、『バベル』で菊地凛子を抜てきした奈良橋陽子がキャスティング・ディレクターを務める。

 片岡が演じるのは、トミー・リー・ジョーンズ演じるマッカーサー元帥に相対する昭和天皇という重要な役どころ。過去にはスティーヴン・スピルバーグ監督作『太陽の帝国』などハリウッド映画への出演経験もある片岡の演技力は国外でも定評があったため、今回のキャスティングに至ったという。

 先日、マッカーサーの部下として働くボナー・フェラーズマシュー・フォックス)と恋に落ちる日本人留学生・島田あや役に映画『ノルウェイの森』の初音映莉子が抜てきされたと報じられたが、それに加えて今回、あやの叔父である鹿島大将を西田敏行が、その妻を桃井かおりが演じることも発表された。

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 このほか、日本側の運転手兼通訳役には『ラスト サムライ』をはじめ、現在製作中のハリウッド映画『47RONIN』にも出演している羽田昌義。アメリカ政府によって戦争責任を追及される木戸幸一内大臣役に伊武雅刀、関屋貞三郎宮内次官役に夏八木勲、近衛文麿元首相役に中村雅俊、東條英機役に火野正平など、日本を代表するベテラン俳優達が脇を固めている。

 1月中旬よりニュージーランドでの撮影が開始された本作は、日本政府の特別な許可の下、皇居前での撮影も極秘裏に敢行済み。ベルリン国際映画祭のフィルムマーケットでは、映像がないにもかかわらず世界各国のバイヤーから問い合わせが殺到するなど世界中から注目されている本作。5月16日から開催されるカンヌフィルムマーケットで、世界初の映像解禁となる。(編集部・市川遥)

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