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水谷豊、ファンの温かい声に涙! 念願のホームドラマに「僕自身もう一度家族を見つめ直してみたい」

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水谷豊の目に涙
水谷豊の目に涙

 5日、都内で家族映画『HOME 愛しの座敷わらし』の舞台あいさつが行われ、家族を演じた水谷豊安田成美濱田龍臣橋本愛草笛光子、そして座敷わらし役の岡部珠奈が登壇した。本作は水谷にとって念願のホームドラマで、壇上に立った水谷は全国からの温かい声に感動したことを告白しつつ、思いがこみ上げて目を赤くはらす場面もあった。

映画『HOME 愛しの座敷わらし』写真ギャラリー

 水谷は本作のPRで25都道府県を回るキャンペーンを展開。その間にファンからさまざまな声が届いたといい、「『映画を観て幸せになりました』というのが一番多かったです。『ありがとうございます』という声もありましたがそれはこちらの言葉です。なんて素晴らしことを言ってくれるのだろうと思いました」とマイクを握る水谷の目にはうっすらを涙も。

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 さらに水谷は「僕は小さいころから映画が好きでいい映画を観るとその1日とても幸せになりました。映画によっては一か月二か月、もっと言えば一生幸せに感じる映画もあります」と話し、「もしご覧になって少しでもそういう作品になってくれたら、こんなにうれしいことはありません。みなさん、本当にサンキュ」と客席に真摯に頭を下げた。

 また、水谷自身も本作に感動したひとりだといい「人はつい外に目をやって家族という存在を忘れがちですが、この映画みたいに家族をふりかえるといろんな思いや出来事があります。僕自身もう一度家族を見つめ直してみたいと思いました」しみじみ。妻を演じた安田も「本当に驚くほど評判が良くて、みなさん何度も泣いたと聞いています。男女や年齢差で感動するポイントが違うようで、面白いなと思いながら感想をきいています」と珠玉の家族ドラマであることをアピールしていた。

 本作は荻原浩の小説「愛しの座敷わらし」の映画化。父・晃一(水谷豊)の転勤で東京から岩手の古民家へ引っ越した高橋家が、その家に宿る座敷わらしに導かれてバラバラになっていた家族のきずなを取り戻していく姿を描く。(取材・文:中村好伸)

映画『HOME 愛しの座敷わらし』は公開中

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