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ジェームズ・キャメロン監督来日!『ターミネーター』の3D化にも「やる気はある!」

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3Dへの熱い思いを語ったジェームズ・キャメロン監督
3Dへの熱い思いを語ったジェームズ・キャメロン監督

 超メガヒット大作を3D化した映画『タイタニック 3D』のプロモーションで来日したジェームズ・キャメロン監督が30日、都内で行われた記者会見に出席し、3D映画へのこだわりについて熱く語った。監督の来日は映画『アバター』以来、2年半ぶり。この日は製作のジョン・ランドーも出席した。

映画『タイタニック 3D』ジェームズ・キャメロン監督来日会見

 会見でキャメロン監督はまず『アバター』での来日後に起きた東日本大震災に触れ、「多大な被害にお見舞いを申し上げたい。そして、その後の日本人の強さと、見事に立ち直ったことに敬意を表したい」とコメントした。

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 次いで、オリジナルの発表から15年後に改めて『タイタニック』を3D化することの意義を説明。タイタニック号の悲劇から100年ということもあり、「タイタニックの事件に再び注目を集めたいと思った」と明かすと、3D化については「2Dで撮影した名作は3Dに変換するしかない」とフィルム・メーカーとして自身の考えを展開した。

 「わたしは3Dが好きだ。3Dになると、俳優の演技がよく見え、観る側により臨場感を与えることができる。今回も3D化したことで、本作のドラマ性をより高めることができた」と熱弁を振るうとともに、60週間の変換作業には計300人ものスタッフがかかわり、費用にして1,800万ドル(約14億4,000万円・1ドル80円計算)が掛かったことを明かした。

 オリジナル映像の全フレームを改めてチェックするなど、完ぺき主義者として知られるキャメロン監督のこだわりが随所に見られる本作。今後の予定について、キャメロン監督は代表作『ターミネーター』などの3D化についても「やる気はある!」と断言。3D映画の可能性を追求するキャメロン監督の姿勢が印象に残る会見となった。(福住佐知子)

映画『タイタニック 3D』は4月7日より全国公開

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