ソフトバンク犬カイくん、新「ポチたま」犬を若造扱い!?- 第1回ジャパンペットアワード表彰式
30日、幕張メッセにて、ペットと共に暮らす喜びを広く世に伝えた著名人に送られる「第1回ジャパンペットアワード」の表彰式が行われ、ソフトバンクのCMで一躍人気者になった北海道犬のカイくんと香取慎吾主演の映画『LOVE まさお君が行く！』でまさお君役を務めたラブラドールレトリーバーのラブ君が初共演を果たした。
7日よりテレビ東京にて放送される「ポチたまペットの旅」で自身が演じた初代旅犬まさお君、2代目旅犬だいすけ君を、だいすけ君の姉エルフと共に継承することも決定しているラブ君。元気いっぱいのラブ君は、カイくんの姿を見つけると、松本の手をするすると離れて、カイくんの方に歩み寄っていくなど、カイくんに興味津々。
しかし、この日第1回ジャパンペットアワードを受賞し、ラブ君と共に表彰式に出席した松本秀樹いわく、「3つ違いで、カイくんのほうが年上なんです。犬の3つ違いは人間の20歳くらい違います。ラブはあいさつに行きたがっているんですが、カイくんは若造扱いで相手にしてくれないですね」。ラブ君の思いは、カイくんには伝わらなかったようだ。
松本、特別表彰されたカイくんのほかに、この日日第1回ジャパンペットアワードを受賞したのは、熊本市動物愛護センター所長の松崎正吉氏、女優・田中美奈子、タレントで東京海洋大学客員教授のさかなクン、俳優・哀川翔という面々。「わたし、カイくんの自転車が欲しくて、今まで乗っていた自転車を乗り換えたぐらいです」（田中）、「カイくんはアイヌ犬。野生の血を感じさせるところもあり、最初は吠えられてびっくりしました」（哀川）と受賞者たちから絶賛されるカイくんに、ラブ君は学ぶところが多かったようだ。
ラブ君が出演した映画『LOVE まさお君が行く！』は、「まさお君が行く！ポチたまペットの旅」で繰り広げられた芸人・松本秀樹とラブラドールレトリーバーのまさお君の珍道中を基に、人と犬のきずなの物語を描いた作品。今後は、「ポチたまペットの旅」でも活躍していくラブ君に注目していきたい。（取材・文：名鹿祥史）
映画『LOVE まさお君が行く！』は6月23日より全国公開
