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窪塚洋介、10代のときは自分勝手だった?紆余曲折の俳優人生振り返り、気持ちの変化明かす

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アツく語る窪塚洋介
アツく語る窪塚洋介

 俳優の窪塚洋介が28日、渋谷区・代官山 蔦屋書店で行われた出演映画『モンスターズクラブ』のトークショーに豊田利晃監督と出席し、自身の俳優人生を振り返った。

映画『モンスターズクラブ』場面写真

 「何か背景のある人が好き。全盛期のショーケン(萩原健一)みたいに、映画のフレームからはみ出していく人が好きなんだ」と語る豊田監督からオファーを受け、瑛太演じる主人公で爆弾テロ犯の兄を演じた窪塚は、自身が当時最年少で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した映画『GO』に触れて、「当時全然ピークとも思っていなかったし、今もあそこがピークだとは思っていない」と話した。

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 飛び降り事故などで世間の話題も集めた窪塚だが、「自分の好きなように歩いていて世の中のメインストリームから外れることもあれば入ることもある。たまたま豊田さんと一緒にこういうインディペンデントな青春をもった映画もあれば、『源氏物語 千年の謎』みたいな作品に出ることもある。作品選びの純度は5年前、10年前よりも上がっていると思う」と自身の価値観を語った。

 トークショーでは豊田監督と映画の話題で大いに盛り上がった窪塚。「以前は考え方の違いから役や出演を断っていたこともあった。今も正直少しあるけど、もう少しクリエイションとして純度を増しているんじゃないかな。10代のころは(宣伝活動でも)自分のことだけしゃべって、しゃべりきった最後にこういう映画もあるんでと言うくらいだったよ」と自分だけではなく周囲にも目を向けられるようになった成熟した気持ちの変化を明かした。

 『モンスターズクラブ』は、映画『空中庭園』『蘇りの血』などでメガホンを取ってきた豊田利晃監督が、アメリカに実在した爆弾魔ユナボマーこと、セオドア・ジョン・カジンスキーと彼が起こした事件にインスパイアされて描く衝撃作。日本の社会システムの破壊をもくろみ、爆弾を作ってはさまざまな場所に送りつける爆弾テロ犯・垣内良一(瑛太)の人生を描く。(取材・文:中村好伸)

映画『モンスターズクラブ』は4月21日よりユーロスペースほかにて公開

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