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史上最高額の初日興行収入を記録した映画『ハンガー・ゲーム』、チャリティ・キャンペーンに名前が酷似!使用停止命令

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 シリーズ続編ものではない映画としては、史上最高額の初日興行収入を記録した映画『ハンガー・ゲーム』だが、早くも訴訟問題に発展しかねない事態が起きている。

映画『ハンガー・ゲーム』場面写真

 ハリー・ポッターのファンなどからなるチャリティ団体による「ハリー・ポッター・アライアンシズ・イマジン・ベター・プロジェクト」が使っている、飢餓をなくすためのキャンペーン・スローガンがトレードマーク侵害に当たるとして、ライオンズ・ゲートが停止命令を言い渡したのだ。スローガンは、「ハンガー(飢餓)はゲームじゃない」というもので、ライオンズ・ゲートはマーケティングに大きな被害をもたらしているとコメント。トレードマーク侵害や知的財産法などに基づき、チャリティ・キャンペーンのホームページを閉鎖することもできるらしいが、自主的にスローガンの使用をやめてほしいという内容の手紙がチャリティに送られたとハリウッド・レポーターは報じている。

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 ライオンズ・ゲートは同映画の封切りに合わせ、飢餓をなくそうと働きかけているチャリティ団体フィード・アメリカと国連の世界食糧計画とタイアップをしており、「ハリー・ポッター・アライアンシズ・イマジン・ベター・プロジェクト」にもそう告げている。「われわれもあなた方の理念と目標に賛同し、支援します。われわれは味方同士です。平和的な解決を願っています」と呼びかけている。

 「イマジン・ベター・プロジェクト」は語呂がいいだけの理由で『ハンガー・ゲーム』にスローガンを模したのではなく、ホームページではスーザン・コリンズ原作の「ハンガー・ゲーム」を実際に取り上げている。現実社会でも腐敗した政治家や不平等な法律、争いなどで人々が飢餓に苦しんでいると指摘し、同プロジェクトは原作のように、飢餓をゲームのようにしか見ていない政治社会と戦うと書かれている。(澤田理沙)

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