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篠田麻里子、ハーフのお嬢様役で新境地!「こんなに楽しい現場は初めて!」と川口春奈、山本裕典と仲の良さ明かす

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いよいよ公開! 本当の家族みたいな仲の良さを見せた川口春奈、篠田麻里子、山本裕典(左から)
いよいよ公開! 本当の家族みたいな仲の良さを見せた川口春奈、篠田麻里子、山本裕典(左から)

 葉鳥ビスコの人気少女コミックを原作とした実写ドラマの劇場版『桜蘭高校ホスト部』で、ドラマに続き男装の美少女・藤岡ハルヒを演じる川口春奈と、「ホスト部」部長の須王環役の山本裕典、そして映画から参加し、ハーフのお嬢様ミシェルを演じたAKB48の篠田麻里子が、映画公開を迎え本作に込めた思いを語った。

映画『桜蘭高校ホスト部』写真ギャラリー

 映画からの参加となり、最初はキャストの中に入っていくことが不安だったという篠田は、「みんなすごく受け入れてくれたし、ホスト部の皆さんは本当に楽しくて。ドラマや映画の現場はまだ緊張するのですが、こんなに行くのが楽しいと思った現場は初めてでした」と振り返る。

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 ミシェルはわがままなふるまいと言動で周囲と距離を置く役だが、「現場はフレンドリーだったから、切り替えが大変でしたね」と仲の良さゆえの苦労もあったという篠田。しかし、「慣れない現場って自分の気持ちを出すのが難しいんですが、そういう意味では溶け込めたので。(作品)世界に入るように集中できました」と最終的には助けになったという。また約1年本作にかかわった山本も、公開を迎え「手放すというか、飛び立たなきゃいけないことに、寂しいという思いはあります」と語るなど、キャスト、スタッフ一同のきずなの深さを明かした。

 本作では、ドラマ以上に激しい山本のハイテンションな演技も見どころの一つで、篠田も「大スクリーンで観るにはもってこい」というほど。ドラマでは監督に演技を抑えてもらっていたという山本は、「(韓哲)監督とも戦いました。パート2がない限り最後だと思っていたので、(環役が)手元から離れていくのなら悔いがないようにやりたいなと思って」とコメント。劇中では環と父親とのキスシーン(!)まで登場するが、ここは「温かい感じがして、大好き」と川口お気に入りの場面なのだとか。

 その川口は「いつもバカなことばかりしているホスト部なんですけど、結果温かい気持ちになる。映画は、家族のきずなもすごく感じられる作品なので、どの年齢の方にも笑って何かを感じてもらえれば」とコメントするなど、三人それぞれが作品への愛を明かし、劇中さながら、家族同然の仲の良さをうかがわせた。(編集部・入倉功一)

映画『桜蘭高校ホスト部』は3月17日より新宿ピカデリーほか全国公開

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