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初登場『モテキ』は惜しくも2位!『猿の惑星』がレンタル層を引き付け3週連続トップ!

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『モテキ』は劇場公開時同様2位スタート! これから息の長いヒットとなるか
『モテキ』は劇場公開時同様2位スタート! これから息の長いヒットとなるか - (C) 2011映画「モテキ」製作委員会

 3月12日付けのTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が3週連続で1位となった。劇場公開時に大ヒットした話題性とSFアクションというレンタルに強いジャンルが幅広いユーザーを引き付けているものと思われる。

映画『モテキ』場面写真

 2位は初登場の『モテキ』。劇場公開時の客層は、配給元の東宝によると、男女比が58対42、20代が47パーセント、16~19歳が20.9パーセント、30代が18.6パーセント。レンタルでも若いユーザーに支持されているようだ。TSUTAYA CLUB MAGAZINE 3月号では表紙を飾りトップで紹介されているイチオシ作品だが、『猿の惑星』に一歩及ばなかった。

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 3位は先週からワンランクアップの『ブリッツ』。TSUTAYA CLUB MAGAZINEでの紹介は小さいが、ジェイソン・ステイサムがレンタルでの根強い人気ぶりを改めて示した。逆に、同誌で強力プッシュされた『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』は先週からツーランクダウンの7位。TSUTAYA限定のレンタルとはいえ、『スカイライン-征服-』のような人気とはいかなかった。

 『八日目の蝉』は先週に引き続き8位。日本アカデミー賞最多10部門での最優秀賞受賞の話題性から、先週8位にランクアップしたが、今週も話題性は持続しているようだ。

 9位は初登場の『はやぶさ/HAYABUSA』。劇場公開時は初登場5位だったので、レンタルで人気がやや落ちた。映画大手3社競作で話題となり、渡辺謙主演の『はやぶさ 遥かなる帰還』が公開中、3D映画の『おかえり、はやぶさ』が10日から公開が始まり、レンタルへの相乗効果が出そうなものだが、ユーザーの関心度は低かった。人間ドラマというレンタルではあまり人気のないジャンルなだけに、『八日目の蝉』のような話題性がないと、ユーザーを引き付けることが難しいようだ。

今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(1位)、2位『モテキ』(初登場)、3位『ブリッツ』(4位)、4位『ワイルド・スピード MEGA MAX』(3位)、5位『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2位)、6位『スリーデイズ』(6位)、7位『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』(5位)、8位『八日目の蝉』(8位)、9位『はやぶさ/HAYABUSA』(初登場)、10位『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(9位)

 来週はレンタルでヒットとなりそうな新作リリースがない中、『猿の惑星』が首位を獲得して『ワイルド・スピード MEGA MAX』の3週連続首位記録を上回ることができるか、『モテキ』の巻き返しがあるのかに注目したい。(取材・文:相良智弘)

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