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ゆうばり映画祭が開幕!復活から5年、東北発映画の上映や料理の提供も

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東北発映画の上映や、郷土料理がふるまわれる「ホワイトロック KIZUNA」
東北発映画の上映や、郷土料理がふるまわれる「ホワイトロック KIZUNA」

 23日、今年で22回目となる北海道夕張市で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012」が開幕した。期間中には、国内外の長編短編、合わせて112作品が上映予定となっており、約200名のゲストと共に北国の映画の祭典を盛り上げることとなる。

 今年の映画祭は、昨年発生した東日本大震災から、1年を迎えようとしていることを踏まえて「つながろう、映画の力で」をテーマに実施。そのテーマに合わせ、会場には新たな上映場となる白いドーム型テント「ホワイトロック KIZUNA」が登場したほか、去年に続き、キャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏によるロウソクの光が会場を幻想的に彩っていた。

 「ホワイトロック」は、札幌におけるジャズの祭典サッポロシティジャズにおいて、国内で初めて導入された映像投射式ミュージックドームであり、夕張には初登場となる。こちらでは『津軽百年食堂』『がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』『パンドラの匣』『エクレール~お菓子放浪記』などの、青森、岩手、宮城、福島といった東北発映画を上映するほか、東北4県の郷土料理を提供する「KIZUNA 東北ふるさとレストラン」などが展開される予定となっている。

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 今年は夕張市の財政破たん後、映画祭が市民の手によって復活してから5年目という節目の年となる。財政破たんの際に、全国から夕張市に寄せられた支援の恩を返すべく、「きずな」をテーマに真冬の夢となる5日間が始まることになる。(取材・文:壬生智裕)

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012」は2月27日までアディーレ会館ゆうばりをメイン会場に、北海道・夕張市内各会場で開催中

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