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第41回ロッテルダム国際映画祭で日本の大塚竜治が製作を手掛けた作品が最高賞のタイガー・アワード受賞!

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写真は左からホアン・ジー監督、ドミンガ・ストマイヨール監督、マヤ・ミロス監督
写真は左からホアン・ジー監督、ドミンガ・ストマイヨール監督、マヤ・ミロス監督

 第41回ロッテルダム国際映画祭各賞の結果が現地時間3日に発表され、中国で活躍している大塚竜治が製作・撮影・編集を手掛けた『エッグ・アンド・ストーンズ(英題)/ Egg and Stones』が若手作家コンペティション部門で最高賞のタイガー・アワードを受賞した。

 同作品は中国の女性監督ホアン・ジーが、幼少期に受けた叔父からの性的虐待をベースに、14歳の少女の苦悩と戸惑いを言葉ではなく、表情や繊細なビジュアルで切り取った意欲作。大塚が手掛けた詩的な映像も評価された。

 大塚の公私のパートナーで、妊娠4か月のホアン監督は「子どもに続いて2つ目の賞を頂きました」とWオメデタに喜びを爆発させた。タイガー・アワードは3作品に与えられ、性やドラッグといった自分たちの生活をすべて携帯電話で撮影する今時の若者たちを描いたマヤ・ミロス監督『クリップ(英題)/ Clip』(セルビア)、あるトラブルから4日間の家族最後の旅に出るドミンガ・ストマイヨール監督『サーズデー・ティル・サンデー(英題)/Thursday Till Sunday』(チリ・オランダ合作)も受賞し、女性パワーが圧倒した。

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 なお、奥田庸介監督『東京プレイボーイクラブ』(2月4日公開)もノミネートされていたが、賞を逃した。映画祭は5日まで開催される。

受賞結果は以下の通り。

【タイガー・アワード】(3作品)
●『エッグ・アンド・ストーンズ(英題)/ Egg and Stones』(中国) ホアン・ジー監督
●『クリップ(英題)/ Clip』(セルビア) マヤ・ミロス監督
●『サーズデー・ティル・サンデー(英題)/ Thursday Till Sunday』(チリ・オランダ合作) ドミンガ・ストマイヨール監督

【KNFアワード】(新人監督賞)
●『クリップ(英題)/ Clip』(セルビア) マヤ・ミロス監督
【NETPACK賞】(最優秀アジア映画賞)
●『センチメンタル・アニマル(英題)/ Sentimental Animal』(中国)ウー・クワン監督

【国際批評家連盟賞】
●『ネイバリング・サウンズ(英題)/ Neighbouring Sounds』(ブラジル) クレバー・メンドンサ・フィオ監督
(取材・文:中山治美)

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