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渡辺謙、日本の2つの「はやぶさ」をタイアップ 日本の底力をアピールしたい

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2月上旬よりJR東日本エリア内にて掲出されるポスター
2月上旬よりJR東日本エリア内にて掲出されるポスター - (C) 2012「はやぶさ 遥かなる帰還」製作委員会

 デビュー1周年を控える東北新幹線E5系「はやぶさ」と、渡辺謙主演映画『はやぶさ 遥かなる帰還』がタイアップし、日本の技術力をアピールする取り組みを行っていくことが発表された。2月上旬よりJR東日本エリア内約1,700駅、電車の中吊りなどに「日本には、『はやぶさ』がある」の文字が記されたポスターが掲出される。

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』場面写真

 東北新幹線E5系「はやぶさ」について、「東北大震災の被害を目の当たりにしていた中で、最高速度270kmで走っていた新幹線がどれ一つとして脱線もぜず、乗客にもけがもなかった。そこには、何か起こったときに被害を最小限に抑えるために、昼夜を分かたずに努力をしていた鉄道屋の魂を感じました。それは技術だけの問題ではなく、地道な努力と情熱の結晶なのだと思います」と語る渡辺。

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 2010年6月、小惑星「イトカワ」から微粒子を持ち帰るという偉業を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」の物語をプロジェクトマネージャーとして映画化した渡辺は「これは、小惑星探査機『はやぶさ』も同じで、脈々と受け継がれてきた地道な技術開発と努力が重なって、今がある。そういう継承してきた力、人の力、思いの強さがあるからだと、痛感しました。この取り組みを通じて日本の底力をもう一度アピールできればと思います」と語っている。

 駅、電車の中吊りで掲出されるポスターで、東北新幹線E5系「はやぶさ」と小惑星探査機「はやぶさ」の運営室を前に腕を組んで立つ渡辺。その姿は日本人としての誇りに満ちあふれているようだ。映画『はやぶさ 遥かなる帰還』で、小惑星探査機「はやぶさ」に懸ける男の情熱を体現した渡辺が、このポスターでも、知恵と情熱を体現し、日本の技術力の高さをアピールしている。(編集部・島村幸恵)

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』は2月11日より全国公開

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