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「巨人の星」がインドでリメイクアニメ化!野球ではなくクリケットが題材に!

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「巨人の星」が今年、インドでよみがえる!
「巨人の星」が今年、インドでよみがえる! - 画像はキャラクターのラフスケッチ - 星飛雄馬をモデルにしたスーラジ

 不朽の名作「巨人の星」をインド向けにリメイクしたアニメーション「Rising Star (ライジング・スター)」(仮称)が制作されることが明らかになった。舞台設定を日本からインドに置き換えるほか、題材となるスポーツをインドで人気のクリケットに変更するなど、ローカライズされたインド版「巨人の星」だ。

 梶原一騎原作・川崎のぼる作画によるマンガ「巨人の星」は、1966年に連載されて以降、多くの人を熱狂させた野球マンガ。元野球選手・一徹を父に持つ星飛雄馬が努力を重ね、ライバルたちと切磋琢磨(せっさたくま)することによって、スター選手になるさまを描いたスポ根ものだ。今回のリメイクでは、ストーリーの骨格は原作を踏襲しつつも、設定などはインド向けにローカライズされるという。

 原作では東京だった舞台が建設ラッシュに沸く巨大都市ムンバイになり、クリケットが題材になるほか、主人公・飛雄馬は「スーラジ」、ライバル・花形満は「ヴィクラム」というキャラクターになる。一徹にあたる主人公の父親は、クリケットのインド代表候補で、現在は中間層よりも所得が低い建設技術者という、原作のエッセンスを生かしたキャラクターが想定されている。

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 「Rising Star (ライジング・スター)」(仮称)は日印国交樹立60周年企画であり、2012年秋よりインドのテレビ局にて全26回での放送を予定。かつて日本で「巨人の星」のアニメーションを担当したトムス・エンタテインメントと現地インドのアニメ大手制作会社がタッグを組むといい、協力・後援に経済産業省・外務省、さらにはインド大使館や日本クリケット協会も名を連ねているというビッグプロジェクトだ。

 日本でのテレビ放映から早34年。2006年には設定を現代に置き換えたマンガ「新約『巨人の星』花形」が週刊少年マガジン誌上で連載され話題になったが、今度は国境を越え、まさかのインドでのリメイク。講談社によると、アニメーションだけにとどまらず、コミカライズ、商品化なども視野に入れているとのことで、これを機に、インドのコンテンツビジネス界に本格進出することになりそうだ。(編集部・福田麗)

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