石川遼、20歳となった今年の目標は「メジャーで優勝争い！」

　プロゴルファーの石川遼選手が5日、日本赤十字本社で行われた「はたちの献血キャンペーン」記者発表会に出席し、20歳になり成人式を迎える今年の目標を「メジャーで優勝争い！」と発表した。

　「はたちの献血キャンペーン」は、献血者が減少する冬期に、成人式を迎える「はたち」の若者を中心に広く献血への理解と協力を求めることを目的に実施されている献血の啓発運動。石川遼選手は3年連続で本キャンペーンの広報キャラクターを務めている。

　会見では石川選手が出演した新CMがお披露目されると共に、キャンペーンソングを担当したMONKEY MAJIKが登場。MONKEY MAJIKの大ファンだという石川選手は「大ハッピーでした」とCM撮影時の出会いを振り返って笑顔を見せ、「聴くだけで込み上げてくるものがあるし、CMとマッチングして強いメッセージが伝わるのでは。MONKEY MAJIKさんの力はスゴいなと思いました」とキャンペーンソングを絶賛した。

　昨年9月に20歳となった石川選手は「献血する人たちが減っていっている現状を自分たちが変えないといけない。同年代の人たちに伝えないといけないし、僕が任された任務」と語り、社会人としての高い意識を見せる。CM撮影はシーズン終了の翌日に行われ疲労困憊の状態であったというが、強いプロ意識と集中力で乗り切り、スタッフへの気遣いを見せていたという裏話も明かされていた。

　今年の目標を「メジャーで優勝争い！」と色紙にしたためた石川選手は、「メジャーで優勝争いをすることでひとりでも元気になってくれる人がいれば幸せだと思います」と意気込みをコメント。今年も変わらぬ折り目正しさとさわやかさで、掲げた目標の実現を期待させた。（取材・文：長谷川亮）