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スペインのペドロ・アルモドバル監督、ニューヨーク近代美術館から功績をたたえられる

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MoMAで開催されたイベントに参加したペドロ・アルモドバル監督
MoMAで開催されたイベントに参加したペドロ・アルモドバル監督 - Dimitrios Kambouris / Getty Images

 映画『オール・アバウト・マイ・マザー』や『トーク・トゥ・ハー』などで知られるスペインのペドロ・アルモドバル監督が、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のイベントでその功績をたたえられた。

ペドロ・アルモドバル監督映画『ボルベール <帰郷>』写真ギャラリー

 これは、MoMAが毎年開催している「MoMa benefit」のイベント。母国スペインで成功したアルモドバル監督は、27年前にMoMAで初めて自分の作品を上映し、アメリカでのキャリアの礎を築いたことにふれ、「わたしはここで洗礼を受けたようなものです。あれがすべての始まりでした」と感慨を語った。また、アルモドバル監督作でスターの地位を得たペネロペ・クルスアントニオ・バンデラスはビデオ・メッセージでお祝いのコメントを贈った。ビデオのなかでペネロペは「間違いなく、世界で最も愉快な人」とアルモドバル監督について語り、「これからも、もっとたくさんのものを共有できることを望んでいます」と今後も共に仕事をしたい気持ちを伝えた。またアントニオは、「難しくて、時に苦しく、そしていつも興奮するような芸術的創造に取り組んでいる」「映画の法則を打ち破っている人」と褒めたたえた。

 「MoMa benefit」ではこれまで、バズ・ラーマン監督やティム・バートン監督、キャスリン・ビグロー監督がその功績をたたえられている。(竹内エミコ)

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