アカデミー賞主催のガバナーズ賞にオプラ・ウィンフリー！授賞式に豪華ゲスト集結!!

　アカデミー賞を運営する映画芸術科学アカデミー（AMPAS）が主催するガバナーズ賞が、12日（現地時間）、米ロサンゼルスのハリウッド＆ハイライト・センターにて行われ、オプラ・ウィンフリーが、ジーン・ハーショルト友愛賞を受賞したことがわかった。1940年代後半、経済的危機に陥っていた映画芸術科学協会を救ったジーン・ハーショルトの名を冠した同賞は、長年にわたり映画界に貢献してきた人物に贈られる賞。1985年に映画デビューを飾った映画『カラーパープル』から、2009年にアカデミー賞6部門ノミネート、2部門受賞を果たした映画『プレシャス』まで、アフリカ系アメリカ人を描いた映画に尽力してきたオプラの功績がたたえられた。

オプラ・ウィンフリーが製作総指揮を務めた映画『プレシャス』写真ギャラリー

　2008年までアカデミー賞授賞式で授与されていたガバナーズ賞は、アカデミー名誉賞、ジーン・ハーショルト友愛賞、アービング・G・タルバーグ賞の3賞で構成されている。今年は、ジーン・ハーショルト友愛賞をオプラが受賞したほか、アカデミー名誉賞を、映画『スターウォーズ』シリーズのダース・ベイダー、『ライオン・キング』のムファサの声を務めるジェームズ・アール・ジョーンズ、『ゴッドファーザー』『エクソシスト』などの特殊メイクを担当したディック・スミスが受賞した。

　12日に行われたガバナーズ賞授与式には、ディックは出席できなかったものの、マリア・シュライバー、ジョン・トラヴォルタ、J・J・エイブラムズ、リンダ・ブレア、グレン・クローズ、アレック・ボールドウィンなどの豪華ゲストが集結。オプラ、ディック、ジェームズに祝辞を送った。（編集部・島村幸恵）