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坂本龍一、教授としてベルリン国際映画祭137か国からの作曲家ミュージシャンに音楽を伝導

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世界の坂本
世界の坂本 - Getty Images

 第62回ベルリン国際映画祭のタレント・キャンパスで、坂本龍一が指導役を務めることが決定した。また、初の東京タレント・キャンパス開催も発表された。タレント・キャン
パスは、今回が10回目となる同映画祭の新人発掘・育成部門。

坂本龍一が音楽を担当『一命』

 タレント・キャンパスは、監督だけでなく映画制作各分野の新人が参加する。今回は、137か国からの4,382人の応募から選出された350人が映画祭参加予定。参加者は、それぞれの分野の最高峰から指導を受ける。坂本が指導するのは、タレント・キャンパスの作曲家/サウンド・デザイナーのコンペティション部門。世界的に活躍するミュージシャン、作曲家、音楽プロデューサーの坂本は、数々の映画音楽も手がけてきた。ベルナルド・ベルトルッチ監督映画『ラストエンペラー』では、日本人初のアカデミー賞作曲賞ほか多数の賞を獲得している。その坂本から映画音楽を学べるのは、新人音楽家たちにとって、またとない機会となりそうだ。コンペティションでは3人の作曲家/サウンド・デザイナーが選ばれ、映画音楽をオーケストラとレコーディングし、勝者にはロサンゼルスにある優れた音楽スタジオへの旅行が贈られる。

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 ベルリンほか数都市で開催されるタレント・キャンパスに、東京も加わった。11月開催の映画祭、東京フィルメックスほかの協賛で行われる。日本のほか中国、韓国、タイなどアジア各国からの新人映画制作者が参加する。短編作品で、前回のタレント・キャンパスのベルリン・トゥデイ・アワードを受賞した三宅響子監督も参加予定だ。

第62回ベルリン国際映画祭は、来年2月9日から19日まで開催予定。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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