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ハードボイルド小説の大家ロス・マクドナルド作品が映画化へ!米ワーナーはシリーズ化も視野に!

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ポール・ニューマン亡き今、ハードボイルドを演じられる俳優が何人いることやら……
ポール・ニューマン亡き今、ハードボイルドを演じられる俳優が何人いることやら…… - 故ポール・ニューマンさん

 日本では「ロスマク」の愛称で親しまれているハードボイルド作家ロス・マクドナルドの「リュウ・アーチャー」シリーズの映画化権を米ワーナー・ブラザーズが獲得したとDeadline.comが報じている。スタジオ側はシリーズ化を目論んでいるらしく、第1作は1959年発表の「ギャルトン事件」になると見込まれている。

 ダシール・ハメットレイモンド・チャンドラーと並び、ハードボイルド御三家と呼ばれることもあるロスマク。1949年発表の「動く標的」に登場した私立探偵リュウ・アーチャーを主人公にしたシリーズはとりわけ人気が高く、「ウィチャリー家の女」「さむけ」といった代表作は今なお新しいファンを生み続けている。

 アメリカ家庭の悲劇を描き続けたことはロスマクの作品を語る上では欠かせないことであり、今回、映画化が取りざたされている「ギャルトン事件」も、一人息子の失踪が事件の発端になっているなど、その例外ではない。Deadline.comによると、米ワーナーは「ギャルトン事件」のみの映画化ではなく、シリーズ化も視野に入れているといい、ファンは続報を期待したいところだ。

 ロスマクの小説を原作にした作品には、過去にポール・ニューマン主演で映画『動く標的』『ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的』があり、ポール・ニューマンのしがない探偵ぶりは高い評価を受けた。だが、その一方で探偵の名前がルー・ハーパーに変更されているなど、原作ファンすべてが納得できるような出来でなかったのもまた事実。リュウ・アーチャー役のキャスティングはもちろんのこと、今回はぜひともハードボイルドファンをうならせるような作品にしてほしい。(編集部・福田麗)

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