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スーパーヒーローたちの著作権問題に判決 スパイダーマン、ハルク、アイアンマン、Xメンなど所有権はマーベル・コミックに!

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スパイダーマンもXメンもマーベルのものと判決
スパイダーマンもXメンもマーベルのものと判決 - Mario Tama / Getty Images

 アメリカのマーベル・コミックで数々のキャラクターを描いてきたアーティスト、ジャック・カービー氏の遺族と、マーベルの間で著作権の所有をめぐる訴訟が起きていた件で、ニューヨークの裁判所はマーベル側の著作権所有を認め、カービー氏側が敗訴となった。

 カービー氏の遺族はマーベルに対し、キャラクターの権利を2014年にカービー氏側に返還するよう通達を送っていたが、これに対し、2010年にマーベルがカービー氏の遺族に対して訴訟を起こした。問題となっているキャラクターは、スパイダーマンやハルク、アイアンマン、ファンタスティック・フォー、マイティー・ソー、Xメンなど映画でも人気のキャラクターたち。裁判では、これらのキャラクターが、マーベルから賃金を支払われて作られたものかどうか、が争点となったが、カービー氏が生前、作品は「賃金支払いをした会社」に帰属することが通常であった時代に生まれた、という内容の宣誓声明を出していたこと、また1972年の春にはカービー氏が作品の所有権を保持しないという合意文書にサインをしていたこともあり、これを受けて判事は、キャラクターたちはマーベル側が経費を支払って生まれたものであり、著作権はマーベル側にあると判決を出した。

 マーベルを所有するウォルト・ディズニーは声明を発表し、「この件について、判事がマーベルの所有権を確認してくれたことを喜んでいます」とコメント。一方でカービー氏の遺族は代理人を通じ、ハリウッド・リポーター紙に対し「今回の決定には慎んで異議を唱え、上告をするつもりである」と語っている。(竹内エミコ)

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