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SOPHIA都啓一、がん克服後初のパフォーマンスで今の日本に力強くエール「僕の体も復興したので、日本も復興していってほしい」

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メンバーそろって登場したSOPHIA(後方左から黒柳能生、豊田和貴、都啓一、松岡充、赤松芳朋)
メンバーそろって登場したSOPHIA(後方左から黒柳能生、豊田和貴、都啓一、松岡充、赤松芳朋)

 ロックバンドSOPHIA(ソフィア)が27日、東京・中野サンプラザホールで行われたオリジナルビデオ「仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーエターナル」完成記念スペシャルイベントで、活動休止後初の演奏を披露した。メンバー5人がそろって演奏を行うのはおよそ1年ぶりのことで、イベント直前の囲み会見にもメンバーが集結。がんを克服したキーボードの都啓一は「地に足をついて力強い曲を作っていきたいと思っています」と復活の喜びをあらわにした。

 昨年3月に都が血液のがん、悪性リンパ腫と診断され、活動休止していたSOPHIA。この日は昨年最後のライブを行った思い入れのある中野サンプラザで復活ライブを行うとあり、都は「すごく意味深いものを感じます。元気な姿を今の日本に見せたいし、僕の体も復興したので、日本も復興していってほしい」と感慨深くコメント。今は体の調子も良くなったといい、「がん細胞は今は体の中にはないですが、特殊な病気なのでこれからいろいろと付き合っていく覚悟もできていますし、その分前向きに生きていこうと思っています」と病気と向き合う覚悟も明かした。

 また、ボーカルの松岡充も都が病に倒れてから本作の主題歌を歌うまでには熱いドラマがあったと言い、「いろんな奇跡的な出来事が重なってこの曲ができました」としみじみ。周りのスタッフやファンに感謝の気持ちを述べるとともに、「誰かが手を挙げて、腰を上げて、僕らの気持ちを動かして、僕らもまたファンに伝えていく。作品作りってこうあるべきだなと改めて教えてもらいました」とメンバー全員そろって再びステージに立てる喜びをかみしめていた。

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 オリジナルビデオ「仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーエターナル」は映画『仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』のスピンオフ作品で、ライダー史上初の悪役ライダーが主役という衝撃作。松岡充がシリーズに続き主人公のエターナルを演じるとともに、所属するロックバンドSOPHIA(ソフィア)が本作の主題歌「cod-E ~Eの暗号~」を担当している。(取材・文:中村好伸)

「仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーエターナル」は7月8日DVDレンタル開始、7月21日DVD&ブルーレイ発売

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