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「秘密結社 鷹の爪」のDLE、中東進出を検討中!イスラム圏向けのアニメをリリース

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「今度は中東進出を目指すであります!」「なぬぅ……わしは正気だぞ!」「知っています、総統」
「今度は中東進出を目指すであります!」「なぬぅ……わしは正気だぞ!」「知っています、総統」

 「秘密結社 鷹の爪」で知られるアニメ製作会社DLEが、中東進出を検討していることが明らかになった。拠点が設立されれば現地の大手企業と提携して、イスラム圏向けのアニメをリリースしていく予定であり、企画としてはテレビアニメと劇場版アニメの両方を考えているという。

DLE制作のアニメ映画『ハイブリッド刑事(デカ)』場面写真

 DLEの担当者によると、同社が拠点設立を検討しているのはアラブ首長国連邦(UAE)。昨年から内々に話を進めており、今年に入ってから本格的に進出を計画し始めたという。DLEといえば、FLASHアニメ「秘密結社 鷹の爪」シリーズや現在放送中のアニメ「ユルアニ?」のゆる~い作風が知られている。だが、中東進出が決定した際は、日本で人気のある作品をそのまま輸出するのではなく、現地企業と提携して現地向けのアニメ作品をリリース。形態としてはテレビと映画の両方を企画しているという。

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 「秘密結社 鷹の爪」といった日本のDLE作品が現地で放送されないのは、表現規制の問題もあるのだという。担当者によると、すでに拠点を設立している中国などはアニメに対する規制が日本に比べてはるかに厳しく、そのため既存作品よりは現地向けの作品の方が好まれるといった事情も絡んでいるらしい。とりわけ、今回進出を検討している中東はイスラム圏の国が多く、文化背景なども考慮に入れる必要もあるなど、アニメ業界における海外進出の難しさを担当者は明かしている。

 すでに中国では大手動画サイトに専用チャンネルを開設し、人気を博しているDLE。今回の中東進出が決定すれば、これまではアジアや北米に向きがちだった業界の目をより広い世界に向けることができるかもしれない。そういう意味で、今後のDLEの動向には要注目だ。(編集部・福田麗)

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