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9・11から10年目、ニューヨークの復興目指して始まったトライベッカ映画祭がラインナップを発表 日本の今岡信治監督も参加

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映画『Catching Hell』がラインナップに入ったアレックス・ギブニー監督
映画『Catching Hell』がラインナップに入ったアレックス・ギブニー監督 - Alberto E. Rodriguez / Getty Images

 9・11の同時多発テロの後、ニューヨークの復興を目指して始まったトライベッカ映画祭も今年で10年目を迎える。オープニングの作品に、映画『あの頃ペニー・レインと』や『ザ・エージェント』を手掛けたキャメロン・クロウの新作『ザ・ユニオン(原題) / The Union』が選考されたことが先に発表されたが、このたび、映画祭のラインナップが発表された。注目の作品は以下の通り。

 まずはドキュメンタリー作品から、90年代のニューヨークのヒップホップを描いた俳優マイケル・ラパポートの監督デビュー作『ビーツ・ライムズ・アンド・ライフ・ザ・トラベルズ・オブ・ア・トライブ・コールド・クエスト(原題)/ Beats, Rymes & Life : The Travels of a Tribe Called Quest』、トライベッカ映画祭の常連で、オスカー受賞経験のあるアレックス・ギブニー監督の『キャッチング・ヘル(原題)/ Catching Hell』、そしてヘヴィメタルのミュージシャン、オジー・オズボーンに迫った『ゴッドブレス・オジー・オズボーン(原題) / God Bless Ozzy Osbourne』などが挙げられている。

 次に長編作品では、ツイ・ハーク監督の『ディテクティブ・ディー・アンド・ミステリー・オブ・ザ・ファントム・フレイム(原題)/ Detective Dee and Mystery of the Phantom Flame』、オーランド・ブルーム主演の『ザ・グッド・ドクター(原題)/ The Good Doctor』、ドン・チードル主演の『ザ・ガード(原題) / The Guard』、女優ヴェラ・ファーミガの監督デビュー作『ハイアー・グラウンド(原題)/ Higher Ground』、アレッサンドロ・ニヴォラ主演の『Janie Jones』、チョウ・ユンファ主演の『レット・ザ・バレッツ(原題) / Let the Bullets』

 日本からは、今岡信治監督の『オンナノカッパ / アンダーウォーター(原題)/Onna no Kappa / Underwater Love』が選考されている。同映画祭は、4月20日~5月1日まで行われる。

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