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いしだあゆみ、強欲女は「楽しかった」とあっけらかん!映画デビューの子役に熱血演技指導も!

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新人・吉井一肇と「強欲女」を演じたいしだあゆみ
新人・吉井一肇と「強欲女」を演じたいしだあゆみ

 女優・いしだあゆみが出演する映画『エクレール~お菓子放浪記』の完成披露試写会が10日、東京・虎ノ門のニッショーホールで開催され、いしだのほか本作で映画デビューを飾った吉井一肇(新人)、早織竹内都子尾藤イサオ林隆三、メガホンを取った近藤明男監督、原作者の西村滋らが舞台あいさつを行った。

 今から65年前、日本中が戦火に包まれていた時代に、天涯孤独な孤児・アキオ(吉井)が紆余(うよ)曲折を経て、精いっぱい生き抜く姿を映し出す本作。いしだは、アキオを養子として迎え入れる、強欲な女・フサノを演じ「元気がよくて、お金が大好き。そんなおばあちゃん役ですね」とコメント。当時は生きるだけで精いっぱいな時代だったと語り、「昭和23年生まれのわたしの周りにもこういう人はたくさんいたので、イメージはしやすかったですね。演じてみて? 楽しかったですよ」と劇中のフサノさながら、あっけらかんと語っていた。

 一方、映画デビューを飾った吉井は「初めての経験で、どうしたらいいかわからない部分もありましたが、皆さんが丁寧に教えてくださり、なんとかやり遂げることができた」と初々しいあいさつ。劇中ではいしだ演じるフサノと対立するシーンもあり、「いしださんが『本気で飛びかかってきなさい』って言ってくださった」といしだの熱血指導を告白。1999年生まれの吉井は、すでにミュージカルを中心に活躍しており、演技はお手の物。孤児を演じるための役づくりとして「撮影中は(ロケ地の)宮城県で一人暮らしをしました」と明かし、若き役者魂を発揮する撮影だったようだ。

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 『エクレール~お菓子放浪記』は、宮城県を中心とした地方の企業15社が賛同し、地方活性化を願い生み出された作品。宮城県石巻市をはじめとした県内各地で昨年10月に撮影された。両親を失い各地を放浪する少年アキオが、優しかった先生が教えてくれた歌「お菓子と娘」を胸に、さまざまな人と出会い、前を向いて生きる姿が描かれる。

映画『エクレール~お菓子放浪記』は4月23日より宮城県で先行公開、5月21日よりテアトル新宿ほか全国順次公開

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