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キャンドル・ジュンによる光に包まれてゆうばり映画祭が開幕!幻想的な輝きに来場者も感激!

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子どもたちから花束贈呈された天野ひろゆき、片桐はいり、林海象監督(上、左より)。キャンドル・ジュン氏のよるロウソクの幻想的な光(下)
子どもたちから花束贈呈された天野ひろゆき、片桐はいり、林海象監督(上、左より)。キャンドル・ジュン氏のよるロウソクの幻想的な光(下)

 24日、北海道夕張市にて、今年で21回目を迎えた雪とファンタジーの祭典「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011」が開幕となり、キャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏によるロウソクの光が会場を幻想的に彩った。

映画『塔の上のラプンツェル』場面写真

 今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭は、「ゆうばリズム」をキャッチコピーに新たな夕張再生の一歩を踏み出した。壇上に立った映画祭実行委員長の澤田宏一氏は「おかえりなさい。ようこそ夕張へ。今年のテーマは『ゆうばリズム』です。みんなでひとつになって、すばらしいメロディーを奏でようではありませんか!」と開会宣言。そしてオープニングセレモニーでは、映画『塔の上のラプンツェル』で主役・ラプンツェルの声優を務めた中川翔子のビデオメッセージを上映。「わたしも夕張でこの映画を楽しみたかったのですが、本日は伺えなくてとても残念です。皆さんは大スクリーンでこの映画を観たならば、『塔の上のラプンツェル』のすてきな魅力のとりこになること間違いなしです!」と夕張の観客に呼びかけた。

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 そしてセレモニーの会場となったアディーレ会館ゆうばりの前では、映画祭協賛の「スカパー!」とキャンドル・ジュン氏、そしてゆうばり国際ファンタスティック映画祭によるコラボレーション企画「キャンドルデコレーション」を実施。一時は雨が降り、ろうそくを撤去することになったが、上映が終了するころには雨もやみ、キャンドルが復活。人々の心を温かくしてくれるような光だった。これは、オープニング作品の映画『塔の上のラプンツェル』内の印象的なシーンを彷彿(ほうふつ)とさせるような幻想的な風景。この演出にはウォルト・ディズニー・ジャパンの塚越隆行ゼネラルマネージャーも「スタッフも粋な計らいをしますね」と感激した様子だった。なお、キャンドル・ジュン氏は本映画祭に向けて「熱い思いで開催されるこの映画祭の始まりの夜にキャンドルをともすことができてとても光栄です」とコメントを寄せた。

 同映画祭は2月24日から2月28日まで、アディーレ会館ゆうばりをメイン会場に周辺施設で開催。世界の映画人により審査する今年のヤング・オフシアター・コンペティションには、若き才能あふれる秀作9作品が登場。審査委員長の林海象監督のほか、女優の片桐はいり、映画『チェイサー』のナ・ホンジン監督ら5人が審査委員を務め、グランプリ作品を決定する。(取材・文:壬生智裕)

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011」は2月24日から2月28日まで北海道・夕張市内各会場で開催中

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