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アメリカの人気プロレスラー、トリプルHが新作映画について語る!3人の娘を育てるのは大変?

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トリプルH
トリプルH

 アメリカの人気プロレスラー、トリプルH(本名ポール・レヴェック)が、主演した新作映画『ザ・シャペロン(原題) / The Chaperone』について語った。

こちらは日本で人気のプロレスラーアントニオ猪木の映画『燃える闘魂アントニオ猪木50年の軌跡』場面写真

 同作は、銀行強盗で刑務所に服役していたレイ・ブラッドストーン(トリプルH)が、出所してもう一度人生をやり直すために妻(アナベス・ギッシュ)と娘(アリエル・ウィンター)に接触するが、会うことさえ拒否されてしまう。そんな矢先、学校で行われる娘の実地見学の旅行に、生徒たちを保護するシャペロン(付添人)として飛び入り参加することことを決意し、娘との関係を修復させていくというドラマ作品。トリプルHは、WWEプロレスラーとして人気を博し、彼の実の妻はステファニー・マクマホンで、WWE会長のビンス・マクマホンの娘にあたる。

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 娘役を演じた映画『スピード・レーサー』のアリエル・ウィンターとの共演について「実際に彼女に会ったのは、撮影開始の前日だったんだ。そこで、お互いの感触をつかむために、スティーヴン・へレク監督の前でリハーサルを二人でやったんだ。彼女はすごくチャーミングな女の子で、すぐに良い関係を作り上げることができたが、感情的なシーンのリハーサルでは、すぐに彼女が泣いてみせたのにはビックリしたよ! もし、僕がベストの演技を本番で見せなければ、彼女に負けてしまうと思って、そのときはずいぶん焦ったよ!(笑)」と彼が語る通り、まだ今年で13歳のアリエルの演技には驚かされる。

 トリプルHがデビューした20年前のレスリングと現在のレスリングを比較してみて「レスリングは、当時と今では全く違った世界だ。今は、人々がもっと我々に期待しているレベルが高くなっていると思う。僕がデビューした当時は、50代になってもレスリングしていて、出来の悪いレスリングを見せていたレスラーも居たが、今は世界中でWWEのレスリングが放送されているため、もっと一般の人の要求が高くなっている。だから、僕は良いレスリングができなくなったら、すぐに辞めたいとも思っているんだ」と明かした。

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 ステファニー・マクマホンとの間に3人の娘がいるそうだが、その3人の娘を育てるのに大変だったことは「まだその大変な時期が来ていないと思うんだ。大変なのは、娘達がティーンエイジャーになってからだよ! 最近、一番下の2歳半になる娘を彼女の友達のバースデイパーティーに連れって行ったさいに、もうその2歳半の娘は、小さな男の子と手をつないでダンスを踊っていたんだ……2歳半なのに、もう男の子の問題かよって思ったよ(笑)。今は、彼女達には素晴らしい父親だと思われているけれど、そのうち何もできない馬鹿な父親と思われる日がくるんだろうなぁ~(笑)」と笑顔で答えていたが、20年前は2週間以上もの長い間レスリングの遠征に行っても、2、3日しか家で過ごせなかったそうだが、今は週に3日ぐらい家族と過ごせる時間があるそうだ。

 トリプルHは映画『ブレイド3』に出演した後、多くの映画の出演のオファーがあったそうだが、レスリングのために断ってきたらしい。現在41歳になる彼は、これからは良い映画であれば、もっと映画に参加していきたいと答えていた。今後もっと彼の活躍を映画で観られるかもしれない。

 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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