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竹野内豊&山田孝之、1万1,000羽の折り鶴を手にサイパンへ!竹野内、アメリカ人の歓迎に感無量!!

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バンザイクリフにて-竹野内豊&山田孝之
バンザイクリフにて-竹野内豊&山田孝之 - (C) 2011「太平洋の奇跡」製作委員会

 1月31日、映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』に主演した竹野内豊と共演の山田孝之、メガホンを取った平山秀幸監督が、1万1,000羽の折り鶴を手に、サイパン島を慰霊訪問した。本作は、太平洋戦争末期、激戦地サイパン島で、たった47人の兵力で4万5,000人ものアメリカ軍を翻弄(ほんろう)し、アメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ恐れられた実在の日本人、大場栄大尉の実話を映画化した作品。日本全国9か所を回り、総移動距離1万5,000キロにもおよぶ「太平洋戦争を伝えるキャンペーン」を行ってきた竹野内は、かつての敵であったアメリカの人々からの歓迎を受け、感無量となった。

映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』写真ギャラリー

 この日サイパン島を訪れた竹野内、山田、平山監督の3人は、タッポーチョ山、バンザイクリフ、野戦病院跡などいまだに戦争の傷跡が残る地を訪問。中部太平洋戦没者碑の前では、日本全国9か所で行った「太平洋戦争を伝えるキャンペーン」の会場に集まった観客が折った約8,000羽の折り鶴と、キャンペーンを知った人々から配給の東宝宣伝部まで届けられた約3,000羽の折り鶴を奉納した。竹野内が「この映画にかかわらなければ、おそらく一生ここに来ることはなかっただろうなという場所もいくつかありました」と語ったサイパン島に残る戦争の傷跡に、山田は「どこに行っても悲惨でしたね。月日がたっているとは思えないくらい生々しく薬きょうと花瓶が残っていて」と衝撃を隠せなかった。昼食時には、米軍の軍医だった方から現地コーディネーターに託された、今まで見つかっていなかった大場大尉たちが投降する姿などを収めた写真が、竹野内らに披露されるという一幕もあった。

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 その後、島で唯一の映画館であるハリウッドシアターにてサイパンプレミアが行われた。映画の上映前、山田は「60数年がたち、日本人とアメリカ人が一緒に映画を作り、サイパンに来て皆さんに映画を観ていただけることはなんだか不思議な気分ですが、とても意義のあることだと思います」と率直な気持ちを述べたが、上映が終了すると、会場はスタンディングオベーションの嵐に。アメリカの軍事関係者からも「よかったよ」と称賛の握手攻めにあった竹野内は「率直にうれしかったです」とその感動を振り返った。その後開かれたウエルカムパーティーで、竹野内はサイパン市長より北マリアナ地方に貢献したことを表彰する「盾」の授与も受けた。

 『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』の原作は、かつての敵、元海兵隊員のアメリカ人、ドン・ジョーンズが記した「タッポーチョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」。ドン・ジョーンズが、敵という立場でありながら、大場大尉の活躍に尊敬の念を抱いたからこそ残された1冊の本が、今回、映画としてよみがえったわけだが、戦後60数年、サイパン島を訪れた竹野内に、称賛のスタンディングオベーションを送ったアメリカ人からは、主人公・大場大尉と原作者・ドン・ジョーンズの間にあった日本人とアメリカ人のきずなが、より一層深まっていることが感じられた。

映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』は2月11日全国公開

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