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ヘレン・ミレン、母国イギリスは「どんどん下品になっている」

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ヘレン・ミレン
ヘレン・ミレン

 映画『クィーン』ではイギリス国王エリザベス2世を見事に演じオスカー主演女優賞に輝いたヘレン・ミレンだが、そんなヘレンが、母国イギリス社会の変化を嘆き、隣国フランスの方がよい人生を送れる、と語っている。

ヘレン・ミレン出演映画『RED/レッド』場面写真

 ヘレンと言えば、イギリス王室から勲章「デイム」の称号も与えられた、イギリスを代表する大女優。しかし、フランスの雑誌「パリ・マッチ」で最近のイギリス社会について語り、「イギリス的な上品さや礼儀というものが、今のイギリス社会からは消えつつあるように感じるわ。テレビや映画で対立ばかりが大きく取り上げられ、インターネットでは人々が下品で残酷になっている。誰もが怒りを感じているみたいに見えるのは、とても悲しいことよね」と嘆いている。例としてイギリスのコメディを取り上げ、「イギリスのユーモアはトゲがあって残酷で、シュールだわ。モンティ・パイソンやリトル・ブリテンなど、やりすぎのところがあると思う。フランスのユーモアにある洗練さの方が好みよ」と語っている。

 ヘレンは現在、アメリカ人の夫テイラー・ハックフォードとロサンゼルスに暮らしているが、ヘレンのフランス好きは今に始まったことではないそうで、幼い頃からフランスに憧れを抱いていたという。「ランボーやヴェルレーヌを読んで、とてもロマンティックだと思ったわ。フランス製の紙巻タバコを吸ったり、フランス人になることを夢見たわ。単なるフランス人じゃなくて、歌手のジュリエット・グレコのような、ブルジョワジーやアーティストになりたかったの。15歳のときからブリジット・バルドーに憧れてサントロペに住みたいと思っていた。実際は、そばかすだらけのチビのイギリス人少女だったのにね。ジャン=ルイという名のフランス人のボーイフレンドと付き合ったこともあるわ。彼は今でも友人よ」と、フランスへの思い入れは深いようだ。

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