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南果歩&谷村美月が美の競演!CG全盛時代に朝日待ち!……でも「幸せだった」

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終始笑顔だった南と谷村(左から)
終始笑顔だった南と谷村(左から)

 今年で23回目を迎える東京国際映画祭の記者会見が30日、六本木ヒルズで行われ、ゲストとして登場した女優の南果歩谷村美月が出演映画『海炭市叙景』について、「幸せな撮影だった」と振り返った。ベテラン女優の南と若手実力派の谷村がそれぞれ満面の笑顔で美しさを発揮し、会見に花を添えた。

映画『海炭市叙景』場面写真

 『海炭市叙景』は、本映画祭のコンペティション出品作品に選ばれており、各国から集められた良質な映画とコンペティション最高賞である「東京サクラグランプリ」を競うことになる。会見に同席した本作の熊切和嘉監督は、「前作映画を撮影しているときの小さな出会いからこの映画の企画が始まり、今回このような大きな映画祭に出品することができるなんて」と企画当初は思いもよらなかったと感激の様子。そんな監督について谷村は、「熊切監督の現場は、実際にその場に立っていればいいというような、演じようとしなくてもいい現場だった」とありのままの姿を追求する熊切監督ならではの撮影方法を明かした。また、このCG全盛の時代に「朝日待ちがあった。朝日が出ないなら次の日に回し、実際の日の出を感じながら気持ちのいい撮影だった」と大満足の笑顔を見せた。

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 一方の南も、「現場の温度や空気感がすべて詰まった温かくて幸せな作品です」と本作の魅力を語る。そして、映画の舞台となった函館について「1984年のデビュー作で滞在したことがあり、それから20年以上たったけれど、とてもやりやすかった」と特別な思い入れがあることを明かした。出演を含めて市民の協力なくして完成しなかった本作。出演者が語る通り、温かさがにじみ出ている点にも注目が集まりそうだ。

 東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画祭として1985年より開催され、世界から集められた話題作や、映画界の第一線で活躍する俳優・監督などと触れ合うことのできる映画の祭典。今年は、奇才・デヴィッド・フィンチャー監督が世界最大のSNS誕生の裏側を描く映画『ソーシャル・ネットワーク』がオープニングを飾る。クロージングにはベン・アフレックが監督と主演を務める映画『ザ・タウン/The Town』(原題)と両作とも話題作がそろった。

第23回東京国際映画祭は10月23日から10月31日まで六本木ヒルズほかにて開催

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