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ディズニー、映画会社ミラマックスを約594億円で売却!今後ピクサー、マーヴェルに力を注ぐ方針

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ミラッマクスの今後はいったいどうなる?
ミラッマクスの今後はいったいどうなる?

 『イングリッシュ・ペイシェント』や『恋におちたシェイクスピア』など数多くのオスカー受賞作品を配給してきた映画会社ミラマックス・フィルムズが、ついに売却される。親会社であったディズニーが、建設業の重鎮であるロナルド・トゥーター氏と投資会社コロニー・キャピタルのグループと6億6,000万ドル(約594億円・1ドル90円計算)で売却に合意したことを発表した。

 ウォルト・ディズニー・カンパニーは数か月に及ぶ話し合いを終えて、ミラマックス・フィルムズをロナルド・トゥーター氏を中心とする投資グループへ700本以上の映画作品の権利と共に売却することに合意した。数多くの作品の中にはアカデミー賞授賞作品である映画『シカゴ』『イングリッシュ・ペイシェント』や映画『恋におちたシェイクスピア』の権利ももちろん含まれている。ミラマックス・フィルムズは1979年にハーヴェイとボブ・ワインスタインの兄弟によって設立され、独立系映画を専門にして配給を展開していたが、1993年にウォルト・ディズニー・カンパニーに7,000万ドル(約63億円)で買収された。その後、作品の配給問題についてディズニーと対立したワインステイン兄弟は2005年の9月に、別会社ワインスタイン・カンパニーを設立して、兄弟二人は退社して独立していた。今回ワインスタイン兄弟はもう一度自分たちの下にミラマックス・フィルムズを取り戻そうとしたが、ディズニーが希望する金額よりも下回る金額でオファーしたために、協議は中止となった。

 ディズニーの社長ロバート・A・アイガーは「ミラマックス・フィルムズのこれまでの成果を非常に誇りに思っていますが、ウォルト・ディズニー・スタジオは素晴らしいピクサーの映画作品やマーヴェル・コミックの映画化作品に力を注いでいく戦略です」と、今後の方針について語っている。映画『パルプ・フィクション』など1990年代の個性的な作品を数多く送り出してきたスタジオの一時代が終わることになった。

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