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小泉今日子が参加!『かもめ食堂』制作プロジェクト第4弾は『マザーウォーター』

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京都で4月4日クランクアップ予定です!
京都で4月4日クランクアップ予定です! - (C) 2010パセリ商会

 29日、映画『かもめ食堂』『めがね』『プール』を手掛けてきたプロジェクトの第4弾として、映画『マザーウォーター』の製作記者会見が京都で行われ、7人の主演俳優、小林聡美小泉今日子加瀬亮市川実日子永山絢斗光石研もたいまさこが集結した。

 本作は京都を舞台に、多くを語らず、そよ風のように暮らす、ハツミ、タカコ、セツコを中心に、彼女たちにかかわる街の人々の様子を描く。映画『かもめ食堂』をはじめ、人と場所だけをテーマに静かに淡々と描いてきた今までの作風どおり、今回も登場人物たちはどこにでもいる普通の人々だ。小林はウイスキーしか置いていないバーを営むセツコ、市川は、豆腐屋のハツミ、加瀬は中古家具屋のヤマノハ、光石は銭湯を営むオトメ、もたいは謎のおばさんマコトという役どころだ。そして今回初参加となる小泉と永山はコーヒー屋のタカコ、銭湯で働くジンにそれぞれふんする。

 小泉は、「小林さんは同級生ですし、とても信頼している方の一人です」と撮影の楽しい日々を明かし、「最近は癖のある役が多かったので、この現場で毒消ししている感じです」と本作には癒やしの効果があることをアピールした。また、同じく新メンバーの永山は、独特の雰囲気になじめるか不安だったそうで、手に人の字を書いて飲み込み、緊張をほぐしていたようだが、「すごい世界観の中で、毎日が楽しいです」とすっかり溶け込んでいるようだ。

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 そんな二人のコメントを受け、小林は「このチームは寅さんみたいな雰囲気なので(笑)、女性のマドンナと男性のマドンナが来てくれたという感じです」と歓迎し、新しい風が吹き込まれることに期待を寄せた。

 今回京都が舞台に選んだ理由について、松本佳奈監督は、「京都はたくさん人がいて大きい街だけど、個人商店とか昔からの人との関係が残っている場所。日本の中で京都は特別な場所」と明かした。そんな街の匂いや空気を観客にも感じてもらおうと、撮影もすべて京都で行うほどの徹底ぶりだ。今一番大事なことは何なのか。そんな人々の思いが静かに、そして強く感じられる作品だ。

映画『マザーウォーター』は10月下旬よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーにて全国公開

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