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実写版『GANTZ』最重要キャラクター・西丈一郎は本郷奏多に決定!二宮や松山を罵倒し薄ら笑い

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原作同様、パーカーの下にGANTZスーツを着た“西君スタイル”の本郷奏多
原作同様、パーカーの下にGANTZスーツを着た“西君スタイル”の本郷奏多

 28日、映画『GANTZ』の新たなキャスト発表が行なわれ、最重要キャラクター・西丈一郎役に本郷奏多が決定したことが明らかになった。本作は同名の人気コミックスを映画化したハイパーサスペンス超大作で、すでに二宮和也松山ケンイチがダブル主演すること、ヒロインは吉高由里子が務めることが発表されている。

 本郷ふんする西とは、GANTZメンバー最年少にして最強の高校生(原作では中学生)で、GANTZと呼ばれるなぞの球体に召喚されることによって繰り広げられる戦いを熟知している人物。端正なルックスで、性格は狡猾(こうかつ)にして残虐。映画でも原作に忠実に西というキャラクターを表現したいと考えていた、企画プロデューサーの佐藤貴博によると、「本郷は、まさに原作の西のヤバさを完全に再現しています。耽美(たんび)的なルックスに加えて、西のエゴや残虐性を天才的な演技力で表現してくれています」と本郷は原作のイメージにピッタリだと太鼓判を押した。

 もともと原作の大ファンだったという本郷は、自身が演じる西というキャラクターを十分に理解した上で「ぜひ演じたい」と言ったそう。その自信にあふれた決断通り、「役柄の上とはいえ、年上の二宮や松山を完全に見下して罵倒(ばとう)するくだりは鳥肌ものです。残虐に浮かべる薄ら笑いで、新境地を魅せてくれます」と佐藤プロデューサーはそのハマリぶりを絶賛した。それもそのはず、本郷は映画『HINOKIO ヒノキオ』でデビューして以来、映画『テニスの王子様』『GOTH』で主演を務め、映画『シルク』では役所広司マイケル・ピット、映画『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』では金城武といった国際的な俳優たちと共演した経験を持つ、今後の日本映画を担う若手俳優だ。

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 本郷の撮影現場での様子はというと、いつもシーンの最後に登場するため、現場での待機時間はとても長いのだが、共演者の二宮とゲームをしながらひょうひょうと過ごしているという。ちなみに、佐藤プロデューサーの裏情報によると、本郷が長時間待機して、深夜0時以降に登場することを、現場スタッフたちは「ニシタイム」と呼んでいるのだそう。そんなハードな撮影をこなしている本郷が、西としてどんな残虐ぶりを見せてくれるのか楽しみだ。

映画『GANTZ』は2011年新春・春より全国東宝系ほかにて公開

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