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オリヴァー・ストーンの息子、ジョン・F・ケネディの妹を題材にした映画で監督デビュー

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オリヴァー・ストーン監督と息子のショーン・ストーン
オリヴァー・ストーン監督と息子のショーン・ストーン - Carlos Alvarez / Getty Images

 オリヴァー・ストーンの息子ショーン・ストーンが、監督デビューを果たすことが明らかになった。ニューヨーク・ポスト紙のPage Sixが伝えたところによると、ショーンが『シャドウランド』(原題)で長編監督デビューを果たすとのこと。ショーンは、オリヴァー・ストーンと前妻エリザベスとの間に生まれた子どものひとりで、現在25歳。これまでに、父親のストーン監督が映画『アレキサンダー』製作の際に苦悩する様を描いたドキュメンタリー映画や短編映画でメガホンを取ってきたが、劇場長編映画を監督するのは今回が初めてだ。映画は、ジョン・F・ケネディの妹ローズマリー・ケネディがロボトミー手術(前頭葉切除の手術)を受けた精神病院を舞台にしたフェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)で、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のようなスリラーになるそうだ。

 ストーン監督は映画『JFK』でジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件を描いたが、息子であるショーンがケネディの妹ローズマリーを題材にした映画で監督デビューを果たすのはとても興味深い。ローズマリーは、先天性の知的障害を持ち、23歳のときに強制的にロボトミー手術を受けさせられた。その結果、症状は悪化してしまい、1980年代になるまでサナトリウム施設で隔離入院させられていた。

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