ADVERTISEMENT

ベルリン国際映画祭に黒澤明監督『生きる』や大島渚監督『愛のコリーダ』

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
世界の人々に愛される黒澤明監督
世界の人々に愛される黒澤明監督 - Photo:KURITA KAKU/GAMMA/Eyedea Presse/AFLO

 第60回ベルリン国際映画祭で、プレイ・イットゥ・アゲインと題された回顧上映が発表された。これまでの同映画祭参加作から選ばれる約40本には、黒澤明監督『生きる』や大島渚監督『愛のコリーダ』もあがっている。

 プレイ・イットゥ・アゲインは、60回を数える同映画祭の発展に貢献してきた作品を再上映するもの。コンペティション、フォーラム、パノラマ、ジェネレーションの4部門から約40本が選ばれ、1月中旬に発表される予定。現時点では、映画祭創成期の名作として『生きる』、上映直後からポルノかアートかの議論を巻き起こした『愛のコリーダ』のほか、ジャン=リュック・ゴダール監督『勝手にしやがれ』、マイケル・チミノ監督『ディア・ハンター』、ポール・トーマス・アンダーソン監督『マグノリア』など、名作、話題作と呼ばれた作品の数々があげられている。

 映画祭の歴史を代表する作品の選出は、外部からの視点が必要との理由で、アメリカ在住のイギリスの映画評論家デヴィッド・トムソンが担当している。トムソンは「このような映画祭では、かつて論議を呼んだ作品が、どう現代の古典となるかが示される。そのような映画とともに、今でも観客に衝撃を与えるような作品も加えている。ベルリンでの刺激的な討論が楽しみだ」とコメントしている。

第60回ベルリン国際映画祭は、来年2月11日から21日まで開催予定。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

ADVERTISEMENT
  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT