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寺尾聰、竹野内豊が出演、東野圭吾の『さまよう刃』がモントリオール世界映画祭に出品決定!

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映画『さまよう刃』より
映画『さまよう刃』より - (C) 2009『さまよう刃』製作委員会

 映画『秘密』『容疑者Xの献身』などの原作者でもある人気作家、東野圭吾のベストセラー小説を映画化した犯罪ドラマ『さまよう刃』が、8月27日から9月7日まで開催されるカナダ・モントリオールにて開催されるモントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールド・シネマ部門への正式出品が決定した。

映画『さまよう刃』

 『さまよう刃』は、一人娘を殺された父親が犯人の少年への復讐(ふくしゅう)を図る姿を通して、法と正義、命の意味を問いかける。『半落ち』の名優、寺尾聰が娘の死に苦悶する父親を熱演。竹野内豊や伊東四朗が、主人公を追跡する警官を演じる。

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 この知らせを受けた益子昌一監督は、「歴史あるモントリオール世界映画祭という大舞台にご招待いただき、大変光栄に思っております。被害者感情と法律の乖離(かいり)という法が抱える問題提起が下地にはありますが、この作品では特に親が子を愛する気持ち、人が人を大切に想う気持ちを、寺尾さんを始めとしたキャスト・スタッフの力を借りて描くことができました。世界共通のそのような思いを海外の方にも感じていただけたら幸いです」と喜びのコメントを寄せた。

 むごたらしい事件によって、大切な一人娘を亡くした寺尾聰演じる長峰は、ある日、娘を殺した人物の名前と居場所を知り、犯人の少年の一人を殺害。復讐が何も解決しないとわかっていながら、父親は自ら犯人を追い詰めていく。少年法の狭間で揺れる刑事たちと、それぞれの苦悩と葛藤(かっとう)が交錯し、事件は予想外の結末を迎える。

映画『さまよう刃』は10月10日公開

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