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塚本晋也監督『TETSUO』がヴェネチア国際映画祭コンペ部門に出品決定!

第66回ヴェネチア国際映画祭

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塚本晋也監督
塚本晋也監督

 鬼才・塚本晋也監督の新作映画『TETSUO THE BULLET MAN』が第66回ヴェネチア国際映画祭コンペ部門に正式出品されることが決まった。本映画祭においては、日本で唯一のコンペ出品作となる。

 今年は、塚本監督の代表作となった『鉄男 TETSUO』から20年が経つ。新作の『TETSUO THE BULLET MAN』は、映画『鉄男 TETSUO』『鉄男II/BODY HAMMER』を継承しつつ、続編ではない新たな挑戦として塚本監督が作り上げた作品となっており、全世界を視野に入れ全編英語で臨んでいる。

 塚本監督は同映画祭で2002年に映画『六月の蛇』でコントロ・コレンテ部門審査員特別賞を受賞。1998年には映画『BULLET BALLET バレット・バレエ』、2000年に映画『双生児』、2004年に映画『ヴィタール』を招待作品として上映しており、今回で5度目の正式出品となるが、コンペ作への出品は初となる。

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 この朗報を受けた塚本監督は、「『TETSUO THE BULLET MAN』、伝統のヴェネチア映画祭コンペ入り。信じられません。確かに僕の映画はイタリアには縁が深い。最初の『鉄男 TETSUO』がローマ・ファンタスティック映画祭でグランプリを獲得し、自分の映画人生が始まった。イタリアの主要都市で僕の回顧展も大々的に開催していただいた。ヴェネチア映画祭にはずいぶん作品とともに呼んでいただき、審査員もやらせていただいた。でもコンペ部門にはまだ入ったことはない。いつかそんな日がくればいいとは思っていたが、まさか『TETSUO THE BULLET MAN』でその願いがかなうとは夢にも思っていなかった。『鉄男』が生まれて20年。やんちゃだった自分もいつしか40代最後の年となった。十数年、ずっと作りたいと言い続けてきただけに、最高のワールドプレミアとなった。ヴェネチアの空の下、新しい鉄男に大暴れしてもらおうと思う」と喜びのコメントとコンペ出品への意欲を語った。

 塚本監督と主演のエリック・ボジック桃生亜希子は現地入りを予定している 。『TETSUO THE BULLET MAN』はつい先日アメリカはサンディエゴで開催されたコミック・コンでも上映され大好評を博した。日本作品としては過去に、映画『羅生門』『無法松の一生』『HANA-BI』が最高賞となる金獅子賞を受賞しており、今回も期待が高まっている。

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