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ジェシカ・ビールを直撃!イギリスはアメリカのようにガツガツしていないから好き!

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ジェシカ・ビール
ジェシカ・ビール - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『テキサス・チェーンソー』『ステルス』に出演し、歌手のジャスティン・ティンバーレイクの恋人としても知られるジェシカ・ビールが、新作映画『Easy Virtue』(原題)について語ってくれた。

 本作は、スキャンダラスな過去をひた隠しにしていた女性ラリータ(ジェシカ)が、イギリスの上流階級の男性ジョン(ベン・バーンズ)と結婚したことによって巻き起こる騒動を描く。クリスティン・スコット・トーマスコリン・ファースなどが出演している。原作はイギリスの作家ノエル・カワードの作品で、過去にアルフレッド・ヒッチコック監督も映画化している。

 本作のサウンドトラックで、ジェシカは2曲を歌っている。恋人のジャスティンと、デュエットなどは考えていないのだろうか? 「わたしは、ジャスティンほどうまいわけじゃないわ(笑)。今回は、自然な流れでサントラに参加したの。ブロードウェイやミュージカル映画なんかにも出演できたらうれしいわね」とのことだ。ちなみに、最近のお気に入りのミュージカルは「レント」だそうだ。

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 キャラクター同様、本作に登場するアメリカ人はジェシカのみだ。それについて「イギリスで撮影したんだけれど、特にカルチャーショックを受けたわけじゃないわ。ただ、アメリカのようにガツガツしていないところが好きよ。キャサリン・ヘプバーンやジーン・ハーロウのような、男をコントロールする強い女性が表現されていると思うわ。ただしステファン・エリオット監督は、ラリータを原作そのままに描くのではなく、好まれやすい現代風の女性に作り変えたのよ」とのこと。コリンとのタンゴのシーンについては「かなり難しそうなシーンだけれど、リハーサルは3回くらい軽くやっただけ。コリンもそれなりに踊れていたけれど、むしろわたしがリードしたって感じよ(笑)! 『そっちじゃなくて、こっち!』って具合に。結構楽しかったわ!」と話してくれた。

 個性的なデヴィッド・O・ラッセル監督との次回作について尋ねると「かなり変わった脚本よ(笑)! 実は予算の関係で撮影がストップしているのよ! せっかく出演したのに、完成しなかったら最悪だわ」と不安げに答えてくれた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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