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「24 TWENTY FOUR」新シーズン、環境も大事だけどファンも大事

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ほどほどにエコなんです。 -キーファー・サザーランド
ほどほどにエコなんです。 -キーファー・サザーランド - Dimitrios Kambouris / WireImage / Getty Images

 テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」の新シーズンは、カーボン・ニュートラルなドラマになるとFOXが発表していたが、思っていたよりも大変なようだ。カーボン・ニュートラルとは、植物由来のバイオ燃料などを利用することにより、炭酸ガスを放出しても植物の光合成によって大気中の炭酸ガスが取り込まれ、濃度を一定に保つという炭素循環の考え方。

 シーズン開始前は、バイオ燃料を使用した発電機や撮影車両の使用、セット内の電気は風力、水力、太陽電池などの“グリーン・パワー”を使用、ストーリーに適しているシーンにおいて、炭酸ガスの削減を促すセリフの採用、撮影車両にはハイブリッド車を使用、などが実践されると言われていた。

 実際にバイオ燃料を使い、撮影現場のトイレやキッチンにはセンサーをつけ、利用者がいないときには電気が消えるようエコフレンドリーにしているとのこと。しかし、問題は二酸化炭素を大量に排出するカーチェイス。ドラマの重要なアクションシーンだけにカットするわけにはいかなかったようで、これらのシーンで排出された二酸化炭素分はインドの風力発電所の排出権を利用し、カーボンオフセットで埋め合わせをすることにしたようだとWENNは報じている。

 「第一に考えなければならないのはファンのことだから、カーチェイスが必要なときはカーチェイスを入れた」とエグゼクティブプロデューサーはコメント。「アクションシーンの真っ最中にジャック・バウアーが『環境に配慮しないとだめだ』という内容のセリフを聞きたいとは誰も思っていないはず」とFOXの会長は語り、潜在的なレベルで環境に配慮したドラマを観てもらえればそれでいいと考えているようだ。

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