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『愛のむきだし』の園子温監督、ベルリン国際映画祭でダブル受賞!

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ダブル受賞おめでとうございます!(写真左から:満島ひかり、園子温監督、安藤サクラ)
ダブル受賞おめでとうございます!(写真左から:満島ひかり、園子温監督、安藤サクラ)

 15日、渋谷ユーロスペースにて、第59回ベルリン国際映画祭でカリガリ映画賞と国際批評家連盟賞をダブル受賞した映画『愛のむきだし』の監督、園子温のベルリン凱旋記念トークショーが行われた。

映画『愛のむきだし』写真ギャラリー

 本作は、今月の5日から15日まで開催されたベルリン国際映画祭フォーラム部門正式招待作品としてオープニングを飾り、カリガリ映画賞と国際批評家連盟賞のダブル受賞という快挙を果たした。園監督は、作品がベルリンで公開されたときを振り返り「(自分の作品と)比較するためにほかのある作品を観ましたが、興ざめという感じの観客の方が結構いまして、もしそうなったら怖い」と思っていたと話し、作品上映後に「壇上に立ったときにすごく歓迎されて、拍手がなりやまなかった」と観客の反応を肌で感じたことをうれしそうに語った。

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 トークショーには、受賞のお祝いをしようと主演の満島ひかり安藤サクラなどが飛び入りで舞台に登場し、満島が「すてきな賞をダブル受賞したということで劇場にやってきました。突然来てしまいましたが、みなさんもいた!」と笑顔で話した。ほかの共演者からも「おめでとう」とたくさんの祝福を受け、園監督は「ありがとう」とうれしそうに応えていた。その後のティーチ・インでは、観客から一番つらかったことについて質問され「全部です」と答えた園監督。安藤は「毎回、びしょ濡れでしかも血だらけになってしまうので、自分の下着を付けて帰ることがなかった」と撮影当時の苦労を明かし、「一度血だらけで新幹線に乗ったことがあって……、これが一番印象深いかな」と話すと観客席から笑い声が沸きあがった。
 
 『愛のむきだし』は、園監督自身の実体験や実話などをベースとし、盗撮やパンチラなどのたくさんの愛(物)をモチーフとして登場させるなど究極の純愛を描いた作品。3時間57分という上映時間の長さも話題となっている。

映画『愛のむきだし』は渋谷ユーロスペースにて絶賛公開中

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