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『ハリー・ポッター』シリーズのアラン・リックマンが新作ドタバタコメディーについて語る!

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いぶし銀!アラン・リックマン
いぶし銀!アラン・リックマン - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『ハリー・ポッター』シリーズで知られるアラン・リックマンが、新作映画『ノーベル・サン』(原題)について語ってくれた。本作は、とある大学教授がノーベル賞の式典に参加する前日、息子が誘拐され、身代金の要求を断ったことから起こるドタバタコメディー。

 以前に出演した映画『ボトル・ショック』(原題)のランドール・ミラー監督と、脚本家のジョディ・サヴィンとの新たな作品に参加したことについて「1970年代を舞台にした『ボトル・ショック』(原題)と違って、今回は現代風の脚本で、同じ監督や脚本家とは思えない作品だよ。そんなところが彼らの魅力でもあるわけだが。だから、彼らが要求してきた挑戦を受けなければいけない感じにさせられるんだ!」と二人に厚い信頼を置いているようだ。

 誘拐犯の要求をはねのけてしまうなど、演じた大学教授については「モデルになった人は、実はランドール監督の父親なんだ! 彼の父親はとんでもない皮肉屋として知られていたらしいんだよ」と驚きのエピソードを明かしてくれた。

 監督経験もあるアラン。今後は役者としてだけではなく、映画を作りたいとは思わないのだろうか。「10年以上前に映画『ウィンター・ゲスト』という作品を監督していて、最近も舞台を監督したばかりなんだ。監督予定の企画作品はあるよ。だからといって演技をやめるわけじゃない。今はそれがやりたいだけなんだ。そうすべきだというお告げがあったみたいにね」と意欲的に活動しているとのこと。次回作は、ティム・バートン監督製作の映画『不思議の国のアリス』でキャタピラーを演じるそうだ。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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