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『ハンコック』のジェイソン・ベイトマンが、ウィル・スミスの陰口を叩く!

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左からジェイソン・ベイトマンとウィル・スミス
左からジェイソン・ベイトマンとウィル・スミス

 アメリカで爆発的ヒットを飛ばしたウィル・スミス最新主演作映画『ハンコック』で、ウィル演じる嫌われ者ヒーローのハンコックを立ち直らせる、PRマンのレイを演じたジェイソン・ベイトマンに話を聞いた。

映画『ハンコック』ギャラリー

 まず本作で驚かされるのは、既存のヒーロー映画とは違い、ヒーローの素質はあるものの、そのやり過ぎパワーが原因で市民からはひんしゅくを買い、ハンコック自身もひねくれているというとっぴな設定だ。「確かに、スーパーヒーローもので夏休み向けのポップコーン映画だが、独創的でありきたりなものではないんだ。リアルで刺激的でタフな作品さ。シナリオが素晴らしい! だから面白いんだ」とジェイソンは絶賛。さらにもう一つ「主演がウィルだよ? それ自体がすごいことじゃないか! 誰だって彼との共演を逃したいとは思わないさ。トップクラスの役者だし、才能と優しさを併せ持っている素晴らしい人物。出演承諾は即答さ(笑)」とのことだ。

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 ジェイソンが演じるのはハンコックの広報担当的なレイ。レイはあるときハンコックに命を助けられ、そのお礼としてハンコックの好感度アップのためにPR活動を開始していく。ジェイソンは「そういう理想主義的でまっすぐな男と、ひねくれたヒーローとの組み合わせが、素晴らしいコメディー・デュオとなって画面に描かれていくんだ。僕のキャラクターはハンコックのイメージを良くしようと努力する。しかし彼はレイの妻にちょっかいを出す。それがまた作品の新たな展開を生むきっかけとなるんだよね」とヒーロー映画というジャンルの枠にとらわれることのない、独創的な本作のポイントを分析するように語ってくれた。

 出演承諾を即答したというジェイソンだが、ウィルとの共演は実際にはどうだったのだろうか? その質問を投げ掛けられたジェイソンは急に声のトーンを落としたかと思うと「彼は実際に演技はうまくないよ。何でも手取り足取り教えないといけなかった。いい役者に見えるだろうけれど、それはすべて編集のおかげ。彼があれほどの大スターになっているのは信じられないよね」と陰口を言いだした。予想外の返答に記者はあぜんとしてしまったが、ジェイソンはハイテンションに「ま、冗談だけどね(笑)」と明かし、「ウィルは明るく新鮮な雰囲気を作ってくれるから、とても楽しい現場になったよ!」と最後はまじめに、共演の喜びを語ってくれた。

映画『ハンコック』は8月30日より丸の内ピカデリー1ほかにて全国公開

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