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中谷美紀、阿部のパンチパーマをなでなでして観客に謝罪!

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なでなで…と中谷
なでなで…と中谷

 27日、渋谷シネクイントで、映画『自虐の詩』の初日舞台あいさつが行われ、中谷美紀阿部寛西田敏行遠藤憲一カルーセル麻紀、そして堤幸彦監督が登壇した。

 この日、劇中の役柄そのままに、見事なパンチパーマで登場した阿部寛は「昨晩、急にこの髪型で行こうと決め、メーカーさんから取り寄せました」と語り、パンチパーチが実はかつらだった事実を明かした。一方、中谷美紀が演じるヒロインは“鼻ぼくろ”がトレードマーク。さすがにこの日、彼女の顔に鼻ぼくろは見当たらなかったが、阿部のサービス精神を見せつけられた中谷は「鼻ぼくろを忘れてしまって、本当にゴメンナサイ!」と客席に深々と頭を下げていた。

 『自虐の詩』の見どころといえば、阿部が何度となく披露する華麗な(?)ちゃぶ台返し。阿部いわく「とにかく思いっきりやった」というこのシーンは、すべてNGなしの一発OKだったそうだ。その名人芸に「ちゃぶ台返し大会があったら、絶対、優勝するはず」と語る堤幸彦監督は、ちゃぶ台がひっくり返るわずか1秒の間に、数種類の表情を見せる中谷の演技も絶賛していた。ちなみに、そこら中に散らばった食べ物は、スタッフがちゃんと拾って食べたんだとか。

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 写真撮影の際には、中谷が阿部のパンチパーマをいとおしそうに“なでなで”する一幕も。その姿は、男からどんなヒドイ仕打ちを受けても尽くし続けるヒロインそのままだった。『自虐の詩』は、「日本一泣ける4コマ漫画」として知られる同名コミックの映画化。元ヤクザで無職の男(阿部)に振り回されながらも、男に愛情を注ぐことに幸せを見出す女(中谷)の姿を、笑いと涙で描いている。

『自虐の詩』は渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋他全国公開中
オフィシャルサイトjigyaku.com

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