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主演のドタキャンで突如、自らが主演になっちゃった監督がサイン攻め!

第20回東京国際映画祭

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「ケネス・ブラナーみたいに自分の才能を見せびらかす人もいる」と言うピーター・ハウイット監督も結構な目立ちたがり屋さん?
「ケネス・ブラナーみたいに自分の才能を見せびらかす人もいる」と言うピーター・ハウイット監督も結構な目立ちたがり屋さん?

 26日、渋谷Bunkamuraシアターコクーンで、第20回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されているイギリス映画『デンジャラス・パーキング』の公式上映とティーチインが行われ、ピーター・ハウイット監督とジュールズ・ベイカー=スミス(アソシエイト・プロデューサー)が登壇した。

 グウィネス・パルトローが主演した『スライディング・ドア』などで知られるハウイット監督は、なんと今回、自らが 主人公の男を演じている。その理由は撮影開始の3週間前に、当初出演が予定されていた俳優が突然降板してしまったからだ。「正直パニックに陥ったけど、監督になる前は俳優をしていたからね」とハウイット監督。「それに世の中には、(よく自分の監督作品で主演を務める)ケネス・ブラナーみたいに自分の才能を見せびらかす人もいるし、今回のようなケースは珍しいことじゃないさ」と語り、観客の笑いを誘っていた。

(東京国際映画祭コンペ作品の紹介はこちら)

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 観客から映画監督になった理由を聞かれたハウイット監督は「分からないな(笑)。でも映画監督っていうのは皆、物語を誰かに伝えるのが好きな人種なんだ。そういう意味ではディレクターというよりコミュニケーターと呼んだほうがいいかもね」と語る。その言葉通り、ときに真面目に、ときに冗談交じりに客席とコミュニケーションを取る姿に、観客もどんどん惹(ひ)きこまれている様子。気がつけば、予定を20分もオーバーする白熱のティーチインとなり、終了後も、すっかり監督のとりこになった観客たちが、サインを求めて長蛇の列を作っていた。

 『デンジャラス・パーキング』はアルコール依存症の映画監督がある若い女性との出会いをきっかけに更生の道を歩むストーリー。主人公の転落をテンポ良く描いた前半と、感動のドラマが育まれる後半とのコントラストが見どころの作品だ。

第20回東京国際映画祭は、六本木ヒルズと渋谷Bunkamuraをメーン会場に20日から28日まで開催される。
東京国際映画祭オフィシャルサイト tiff-jp.net

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