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第2のチャン・ツィイー? 初々しい美しさに観客うっとり!

第20回東京国際映画祭

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見目麗しき新星、シェン・チアニー
見目麗しき新星、シェン・チアニー

 25日、第20回東京国際映画祭コンペティション部門に出品されている『思い出の西幹道』(仮題)がTOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、来日中の女優シェン・チアニーリー・チーシアン監督、そして脚本を手掛けたリー・ウェイが観客とのティーチイン(質疑応答)を行った。

 ノスタルジックな雰囲気に、思春期の切ない思い出を重ねた同作はチャン・イーモウ監督の『あの子を探して』を越える傑作として、中国で高い評価を得た作品だ。特に今作で映画初出演を果たした女優のチアニーは、第2のチャン・ツィイーともうわさされており、その初々しい存在感は見どころの1つになっている。映画上映後、観客の前に登場したチアニーは、シンプルながら美しいラインのドレス姿。「今日は皆さんと一緒に、改めて映画を観ました。(ティーチイン準備のため)最後20分を観ずに退席しなくてはならず、残念でした」と語る笑顔も印象的で、観客はその美しさにすっかり見とれていた。

(東京国際映画祭コンペ作品の紹介はこちら)

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 物語の舞台を1978年に設定したことについてリー監督は「この時代は、文化大革命と改革開放のはざまで、空白の期間。今までこの時代を描いた作品はほとんどないので、大きな意義があると思う」とコメント。ティーチイン時に、観客から「劇中、大きな穴に落ちた少年がほとんど無傷だったのはなぜですか?」とツッコミ的な質問をぶつけられると、困ったリー監督は隣に座る脚本家のウェイにマイクを譲り、答えさせる一幕も。実はこの2人、実生活では夫婦。ティーチインの場で、一瞬“亭主関白”なリー監督だった。

 『思い出の西幹道』(仮題)は文化大革命の影が色濃く残る1978年の中国北部を舞台に、少年ファントウの人生を変える鮮烈な記憶を描き出したヒューマンドラマ。ロウ・イエ監督作品の美術監督として知られるリー監督の長編2作目にあたる。

東京国際映画祭オフィシャルサイト tiff-jp.net

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